期待インフレ率5.4%に上昇

 ジェツリオ・バルガス財団(FGV)がまとめた消費者期待インフレ率によれば、先行き12カ月間の物価上昇率についての2018年7月時点での消費者の見方は、前月時点の5.2%よりも高い5.4%だった。17年7月に対しては1.5ポイント低い。

 7月23日付伯メディアによるとFGVは、消費者期待インフレ率の7月の上昇は、今年5月終盤に起こったトラック運転手らのストの影響を受けたものだとしている。同財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)のエコノミスト、ペドロ・コスタ・フェレイラ氏は「消費者らによるインフレ予想の軽い上昇は、トラック運転手のストによって起こり、6月の広範囲消費者物価指数(IPCA、政府指定のインフレ指標)で確認された価格上昇を反映している。ただし、これは他とは関係のない孤立した出来事だったことから、消費者期待インフレ率はこの先数カ月間で再び低下し、5%辺りにとどまると予想される」としている。

 FGVによれば、今年7月には消費者全体の52.1%が、向こう12カ月間の物価上昇率はブラジル中央銀行のインフレ目標の範囲内(3.0~6.0%)に収まるとの見方を示した。また、インフレ目標の下限(3.0%)よりも低くなるとした消費者は全体の14.0%と前の月の18.2%から縮み、目標の下限と中央値(4.5%)の間になるとの考えを示した消費者は前月の25.5%から28.6%に増えた。

 消費者期待インフレ率は、主要7州都において2100人以上の市民に対して聞き取り調査を実施し、その結果をもとに毎月まとめられている。

2018年8月4日付

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