本能寺氏、電子出版社立ち上げ 「就活―新聞記者編」を出版

本能寺氏、電子出版社立ち上げ 「就活―新聞記者編」を出版
同書の表紙

 【東京支社=瀬頭明男】毎週土曜日付本紙3ページに「本能的遠距離介護」の連載を続けている全国紙のブラジル特派員として3年滞在した本能寺逢休氏が、18年間在職した新聞社を退職し、電子出版社「火雄出版」を立ち上げ、10月26日に「就活―新聞記者編」を出版した。まだ宣伝もしていないが、既に3冊ほどが売れたという。

 本紙東京支社に出版のあいさつに訪れた本能寺氏は、「マスコミへの就職を希望する学生に、メディアで過ごした経験を基に就活のテクニックを伝授する内容です」と説明する。

 マスコミへの就職は競争率が激しく、これまで狭き門の代表格だった。それがマスコミへの就職希望者がガクンと減り、今は本気でジャーナリストを目指す人には絶好のチャンスだという。本能寺氏は、「安定志向の学生は公務員、キャリアアップを目指す学生は外資系企業と、マスコミ希望者が少なくなっている。新聞記者を目指すなら、今は条件が良い」と指摘する。

 在日日系人、あるいは日本のマスコミへの就職を希望する日系2、3世にも、今がチャンスだという。マスコミはかつてのように希望者が殺到する時代ではなくなり、新聞社自体も多様な人材を求め始めている。「日系人という特殊な環境で育った人なら、日本人とは違った目で記事が書ける。そうした人材が求め始められている」というのだ。この本は、日本のマスコミへ就職したい日系人には大いに役立ちそうだ。

 この本の特徴はもう一つある。就職試験のテクニックだけでなく、希望する会社に内定した後、あるいは入社してからの5年間の過ごし方をアドバイスしていることだ。これは本能寺氏が在職中、新人教育、あるいは入社後研修に携わった経験から得たノウハウを惜しみなく本に詰め込んでいるからだ。ジャーナリスト希望者にとっては、最高の手引き書と言える。

 立ち上げた火雄出版の「火雄」は、好きだったリオデジャネイロのリオ(発音はヒオに近い)をもじったものだという。本能寺氏はそれほどブラジル、日系人が好きということである。

 同書の定価は日本円が1559円、ブラジルレアルが、24・99レアル。一定条件で読み放題の「Kindle Unlimted」会員は無料で読むことがでる。ちなみに日本円の場合、12月9日まで979円と格安になっている。

 本の問い合せ先メールは(riopub39@gmail.com)まで。

2017年11月24日付

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