極小携帯電話も没収 リオ州刑務所、検査強化

極小携帯電話も没収 リオ州刑務所、検査強化
監房内で発見された極小携帯電話機(写真/リオ州刑務所管理局提供)

 リオ・デ・ジャネイロ州の刑務所管理当局は10日、同州内のミルトン・ヂアス・モレイラ刑務所で監房内の検査を実施して多数の電子機器や麻薬などを発見、没収した。それらの中には全長がボールペンのキャップ程しかない極小サイズの携帯電話機もあった。
 日本の刑務所の事情は分からないが、ブラジルの刑務所では携帯電話機や麻薬などをはじめとする多種多様な物品が面会者や刑務所内部の協力者などよって施設内に持ち込まれている。麻薬を体内に隠して持ち込もうとした収監者の妻が逮捕されたとか、鳩を使って携帯電話機を刑務所内に運ぼうとして見つかったとか、そういうニュースが報道されることは珍しくない。
 同日付で伝えた伯メディアによれば、この日の検査では携帯電話機89台、ルーター1台、SIMカード6枚、コカイン90グラム、大麻715グラム、腕時計8個、そして現金1567レアル(約4万7000円)が当局によって没収された。
 リオ州刑務所管理局は2019年初めから6月までの間に、州内の刑務所の監房内で合計5339台の携帯電話機を発見、没収した。この数は18年同時期の没収数(3756台)を大きく上回るものだ。
 当局は声明で、現在の管理体制はいかなる類の不正も許しておらず、法律で認められていない物品の刑務所内への侵入を阻止するための圧力をさらに強化すると述べており、「昨年の同時期には違法な物品を施設内に持ち込もうとした刑務所関係者は1人も見つからなかった。これは、必要であれば自らの肉を切ってでもこの種の犯罪と闘うという現在の管理体制の言質を示している」としている。
 当局によれば、今年初めからこれまでの間には少なくとも10人の刑務官が、持ち込みが禁じられている物品を刑務所内に持ち込もうとして現行犯で摘発されている。また、麻薬や携帯電話機を隠し持って所内に入ろうとした面会者33人が逮捕されている。

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