正食運動続ける菊池夫妻 聖州議会から記念表彰

正食運動続ける菊池夫妻 聖州議会から記念表彰
聖州議会から表彰された菊池夫妻(両端)。中央はジアナジ州議

正食運動続ける菊池夫妻 聖州議会から記念表彰
聖州議会から表彰された菊池夫妻(両端)。中央はジアナジ州議
 ブラジルをはじめ世界中で、体に合った伝統的日本食を食べることを推奨する「正食運動」を普及実践している菊池富美雄さん(90、栃木)と信子(84、兵庫)さん夫妻が、15日午後7時からサンパウロ(聖)州議会で表彰された。菊池さんが今年で90歳となり、夫妻のダイヤモンド婚(結婚60周年)も記念しての顕彰で、聖州議会内のジョゼ・ボニファシオ講堂には家族や関係者ら約60人が出席した。

 第2次世界大戦後直後から日本国内で正食運動を実践していたという菊池さんは、信子さんとともに1955年に渡伯。ブラジルでの見聞を広めるためにサンパウロ新聞記者として3年間働き、本紙が当時番組枠を持っていた日系社会向けラジオで、健康問題などを担当するなど活動したという。

 その後、現在まで続いている国際自己生涯教育センターを聖州マイリポランに設立するなどし、玄米菜食や季節の食べ物の摂取などを推奨してきた。

 また、58年の移民50周年祭で菊池さんは祭典執行委員長として、来伯した三笠宮ご夫妻を聖市内で案内したという。さらに、正食運動普及のため、ブラジル全国をはじめ、南米、欧州など世界中で講演活動を実施。「本当の人間をつくる運動」を行ってきたことがブラジル国内で認められ、サントス市名誉市民章や聖市名誉市民章も受章している。

 今回、カルロス・ジアナジ聖州議から表彰された菊池さんは、「健康と病気は切り離せないもの。生まれてから死ぬまで生涯を満足に生きるため、自分で正食運動をやることによって自ら見本となっている。帝王切開にも反対だし、今一番心配なのは教育の問題。本当の人間をつくるために、今後も生涯教育運動を行っていく」と強調していた。

2016年9月21日付

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