沖縄県人移民研究塾 『群星』第4号を出版 サントス事件当事者の証言を収録

沖縄県人移民研究塾 『群星』第4号を出版 サントス事件当事者の証言を収録
案内に来社した嶺井由規氏、宮城代表、高安氏(右から)

 ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら代表)による『群星(むりぶし)』第4号が、8月に出版された。今号も前号同様、発行部数1000部で、昨年10月の第3号出版以来、10カ月ぶりの新号刊行となる。

 巻頭特集では、今日の同県人会発展に深く関わる県人移民85周年前夜祭「沖縄の夕べ」の歴史的意義を、当時の関係者の話をもとに振り返る。

 「インタビュー歴史の証言」では、前号に引き続き1943年の強制退去命令に端を発するサントス事件の関係者6人の証言インタビューを収録。映画製作者の奥原マリオ氏、沖縄県人会(島袋栄喜会長)らによるブラジル連邦政府に同事件についての謝罪を要求する動きも強まる中、「ブラジル日本人移民に対する誤りを認めることを求める嘆願書」について島袋会長が執筆している。

 次号では、サンパウロ市在住の関係者に同事件の証言を聞いて掲載する予定だ。

 宮城代表は「退去命令も単なる事件ではなく、沖縄移民史の事件として考えている。歴史的な意義も解明されておらず、移民史として引き続き取り組んでいく」と意気込む。

 今号の合評会は27日午後2時から、ブラジル沖縄県人会本部会議室(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)で行われる。会場では同書を入手することも可能。

 宮城代表は「今号は読者からの反響が大きい。号を重ねることが重要だったのでは」と注目度の高まりを語る。

 同号や合評会に関する問い合わせは、沖縄県人会(電話11・3106・8823)か宮城代表(電話11・4472・4532)まで。

2018年10月10日付

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