海外在住日本人の貢献認め レールパスへの嘆願書送付で

海外在住日本人の貢献認め レールパスへの嘆願書送付で
【右】国土交通省からの回答文【左】JRグループからの回答文

JRと国土交通省が県連に返信

 【既報関連】昨年11月にJRグループがジャパンレールパスについて海外在住邦人の利用資格を剥奪する発表を行った一連の問題で、昨年12月に県連(山田康夫会長)から国土交通省とJRグループに送付されていた「ジャパン・レール・パス『海外に住む日本国籍者』特例終了再考嘆願書」(以下、嘆願書)に対する回答が、4カ月経った今月4日付で県連に届いた。既にJRグループが3月31日に「在留期間が10年以上」の海外在住日本人を対象に利用資格を見直す発表を行っており、海外在住日本人が居住する各国と日本との文化・経済交流に貢献していることが認められた形だ。それぞれの回答文全文を掲載する。

【国土交通省】

 ブラジル日本都道府県人会連合会御中 国土交通省

(回答)

 ジャパン・レール・パス「海外に住む日本国籍者」特例終了再考嘆願書について

 平成28年12月7日付けで貴会より頂いた標記の嘆願書について、以下のとおり回答させて頂きます。

 昨年11月、JR各社では、ジャパン・レール・パスの利用資格を見直すこととし、本年3月末をもって海外在住日本人に対する販売を終了する旨、発表しました。

 国土交通省では、総理大臣官邸において中南米経済・文化交流促進会議(議長・野上浩太郎内閣官房副長官)が開催され、中南米日系社会との連携策の推進について議論されていること、また、ブラジルをはじめ世界各国で長期間生活を営んでいる日本人の方々が、外国と日本との文化的・経済的交流に大きく貢献していることに鑑み、JR各社に対し、引き続き海外在住日本人がジャパン・レール・パスを利用することができるよう、働きかけを行って参りました。

 今般、JR各社において、内部での調整を経て、外務省の協力も得る形で、本年6月より、「在留期間が10年以上」の海外在住日本人を対象に販売される旨、公表されたところです。

 貴会の皆様におかれては、ブラジルと日本の架け橋として引き続きご活躍いただくことを祈念しております。(担当・国土交通省鉄道局鉄道サービス政策室)

【JRグループ】

 ブラジル日本都道府県人会連合会御中

 拝復 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 JRグループでは、日本を観光目的で訪れる訪日外国人旅行社の方に、日本中を鉄道でくまなく旅行していただくために、「ジャパン・レール・パス」を設定しています。

 これまで特例として、一定の条件を満たす場合に限り海外在住の日本人の方へも「ジャパン・レール・パス」を発売しておりましたが、この海外在住の日本人への取扱いにつきまして、平成28年11月11日に発表したとおり、平成29年3月31日の引換証発売をもって現行のご利用資格での発売を終了いたしました。

 このたび平成29年6月1日より、ご利用資格を見直し、新たなご利用資格を満たす場合に「ジャパン・レール・パス」を下記の期間発売することとなりましたので、お知らせいたします。

 ブラジル在住の日本人の方で新たなご利用資格を満たされる方は、平成29年6月1日より「ジャパン・レール・パス」をご利用いただけます。詳細内容につきましては、平成29年5月下旬(予定)に「ジャパン・レール・パス」ホームページにてご案内します。

 今後ともJRグループをご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 敬具

 北海道旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社 

2017年4月25日付

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