消費者期待インフレ率 5.4%に上昇

 ブラジルの消費者らが予想する先行き12カ月間の物価上昇率が上がった。ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)が独自に実施した調査に基づいてまとめた2019年5月の消費者期待インフレ率の中央値は5.4%と、前の月よりも0.1ポイント高かった。これで同指標のここ3カ月間での上昇は0.5ポイントとなった。

 22日付伯メディアによると、FGVの研究者であるヴィヴィアネ・セダ・ビッテンコート氏は、消費者期待インフレ率の上昇は消費者らが物価の上昇を感知したこと、そして経済的不確実性の強烈な高まりに影響された景況感の悪化、これらの要因によるものだとしている。

 消費者期待インフレ率が上昇したにもかかわらずFGVは楽観的だ。FGVは今年5月の指標について、過去のデータに照らし合わせると上昇は緩やかであり、ブラジル地理統計院(IBGE)まとめの広範囲消費者物価指数(IPCA、政府指定のインフレ指標)が指すここ12カ月間のインフレ率(4.94%)とも相容れるものだとしている。

 今年5月の調査では、先行き12カ月間の物価上昇率が政府のインフレ目標の中央値(4.25%)を上回るとの見方を示した消費者は全体の68.4%だった。4月調査時には60.1%だった。また、政府のインフレ目標の下限(2.75%)を下回るとの見方を示した消費者の割合は全体の2.9%と、4月調査時よりも1.1ポイント小さかった。

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password