爆音伴う花火を禁止 違反者には罰金2000レアル=サンパウロ市

 サンパウロ市のブルーノ・コバス市長(PSDB)は23日午前、大きな音を発する花火の同市内における製造、売買、取り扱い、発射を禁止する法案に署名した。同法案は花火と同様に、大きな音を発する火工品の製造、使用も禁じている。この法に違反した者に対しては2000レアル(約6万2000円)の罰金が科される。2度目の違反の場合はこれの2倍の罰金が科され、さらに、2度目の違反から30日以内に再度違反した場合は罰金は4倍となる。伯メディアが同日付で伝えた。

 2018年5月3日に市議会で賛成多数によって可決された同法案の提出者の1人であるレジナルド・トリポリ市議(PV)は、「期待されているのは、花火の騒音によって引き起こされる問題への人々の認識だ。この問題は高齢者や赤ん坊、動物たちに影響を及ぼす。自閉症の人達は多くの困難を抱えている。激しい騒音を伴う際には付き添いが必要だ」と話す。

 動物たち、特に犬や猫は通常、騒音の影響を最も受けている。それは彼らが人間よりも鋭い聴覚を有していて、その結果、騒音に対してより敏感だからだ。

 この法律は公的な場所か私的な場所か、屋外か屋内かにかかわらず、サンパウロ市内全域において効力を持ち、今後90日以内に市当局によってルール化され、市は、誰がどのように監督、取り締まりを行うのかを決定する。なお、爆発音などの大きな音を発しない視覚的に楽しむ花火については、同法の発効後も引き続き売買や使用が認められる。

 ちなみに、これらの花火の多くは未成年者への販売が禁じられているが、当局による監督、取り締まりが機能しておらず、相変わらず未成年者らへ販売され続けているというのが実情だ。

2018年5月24日付

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