物価上昇が加速 1月のインフレ率0.32%

 政府が公式インフレ指標として指定する全国広範囲消費者物価指数(IPCA)によると、ブラジル全体の2019年1月の物価上昇率は0.32%と、前の月の上昇率(0.15%)の2倍以上だった。19年1月までの直近12カ月間の物価上昇率は3.78%と、3.75%だった18年12月までの12カ月間よりも高かった。ブラジル地理統計院(IBGE)が8日発表、伯メディアが同日付で伝えた。

 IBGEのアナリストによると、今年1月の物価上昇に最も大きく影響したのは飲食料品グループ、そして路線バス運賃だった。ブラジルの食卓を構成する基本的な品目であるカリオカ豆(インゲン豆)の価格が19.76%高と大きく上昇したほか、タマネギ(10.21%高)、果物(5.45%高)、穀類・豆類(4.39%高)、ロングライフ牛乳(2.10%高)、肉(0.78%高)などの価格上昇が目立った。これらとは逆に、今年1月にはトマトの価格は19.46%安と大幅に下がった。

 都市部の路線バスの運賃の上昇率は、全国を平均すると2.67%だった。IBGEのアナリストは「(調査対象の)16の都市部のうち、サンパウロ、ベロ・オリゾンテ、ヴィトーリア、フォルタレーザ、サンルイスという5都市で運賃が値上げされた。サンパウロは物価指標において大きな影響力を持っているということを覚えておくべきだ」としている。各都市部のバス運賃値上げ率と値上げ実施日は、ベロ・オリゾンテ11.00%(18年12月30日)、サンパウロ7.50%(19年1月7日)、ヴィトーリア10.51%(19年1月13日)、フォルタレーザ5.88%(19年1月26日)、そしてサンルイス9.68%(19年1月26日)。

 18年12月から19年1月にかけては、ガソリンの価格は2.41%下がった。そのため、仮にバス運賃の値上がりがなかったとしたら、アナリストによると、交通グループの物価は前の月に比べて下がっていた。

2019年2月8日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password