現代自 ピラシカバ工場の能力増強へ 年産21万台に

 韓国・現代自動車(Hyundai Motor)のブラジル法人は11日、サンパウロ州ピラシカバ市にある同社工場の生産能力を年18万台から年21万台に拡大するために1億2500万レアル(約37億円)を投じると発表した。伯メディアが同日付で伝えた。

 同工場では2013年以降、3交代制で作業を行っており、現在は2700人の従業員を抱えている。18年には毎週月~金曜日に24時間操業し、土曜日に「残業」をすることで、同工場が持つ生産能力(年産18万台)を上回り過去最多となる19万3000台の生産を達成した。そして今、同工場は生産プロセスの改善によって、労働者を増員することなく生産能力を3万台増やすことが可能となる。

 投じられる資金は、オペレーションの改善と、ロボットを含む新たなハイテク機器の取得に向けられる。同社ブラジル法人のエドゥアルド・ジン社長は「追加される3万台は、ブラジル市場の成長見通しに応えて、優先的にブラジル市場に供給される」とし、この生産能力拡大によって同社は「年間を通して市場シェアを維持できるようになる」と話している。

 ピラシカバ工場では現在、販売台数がブラジルで3番目ぐらいに大きい乗用車「HB20」と、スポーツ用多目的車(SUV)の「Creta」が生産されているが、需要に対応できる能力がないために同社は市場シェアを落としてしまっている。乗用車と軽商用車(ピックアップトラックなど)を合わせた年間の市場シェアで同社は16年に10%を達成して4位となった。しかし、19年1、2月累計のシェアは7.5%と低迷し、順位は7位にまで落ちている。

2019年3月12日付

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