石川文化祭 年に一度の集大成を披露

「日本文化普及につなげたい」
絵手紙ワークショップに挑戦する来場者ら

「日本文化普及につなげたい」

 石川県人会(森永正行ジェラルド会長)主催の「第18回文化祭」が10、11日の2日間、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館で開催された。

 初日の午前10時からは開会式が行われた。あいさつに立った森永会長は「今年は創立70周年と県民移住100周年の記念の年。皆さんの活動の成果をたくさんの人に見ていただき、この文化祭が日本文化の普及につながれば」と述べた。

 続いてあいさつに立ったブラジル日本都道府県人会連合会の山田康夫会長は、「文化を伝え続けるのは難しいこと。18年も続けてきた皆さんに敬意を表します。飾られている作品は日本文化そのもの」と話し、同文化祭の意義を強調した。その後、同県人会で活動する能楽の宝生流が「高砂」など3曲の謡(うたい)を披露。会場から大きな拍手が送られた。

 開会式後は今年も餅つきが行われ、森永会長がつき、小堀勇ジェラルド副会長が合いの手を入れて、息の合った動きを見せた。

 会場には陶芸部「元」のメンバーらの作品の展示販売のほか、水彩画、生け花、絵手紙の部員らの作品が展示され来場者を楽しませた。「元」のメンバーの藤井由美子さん(66、北海道)は陶芸ネックレスやバイアの女性の人形作品を販売。「年に一度の集大成。たくさんのお客さんが来てくれて嬉しい」と喜んだ。

 絵手紙ワークショップには、子供から大人まで年齢問わず多くの人が作品作りに挑戦。ピエダーデから来た溝口広一さん(68、2世)は最近絵手紙を始めたばかりだと言い、「まだ練習中。慣れてきたらもっと面白くなると思う」と話した。

 同県人会の式典は10月8日の午前10時からパウリスタ大通りのクラブ・オムで行われる予定。森永会長は「能楽や謡という日本文化とサンバというブラジル文化、日伯両方を見せたい」と話し、文化活動に力を入れる同県人会ならではの式典にしたい意向を述べた。

2017年6月21日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password