社会保障不正受給の疑いで捜査 架空人物、死亡者の手当受給か

 連邦警察は5日午前、ピアウイー州とマラニャン州で、社会保障手当の不正受給の疑いに関する強制捜査を行った。同日の作戦に伴い、年120万レアルの支出に相当する109件の支給を不正の疑いで停止する決定も出されている。G1サイトが5日付で伝えた。

 今回の捜査は2012年に始まり、高齢者援助手当を受給するための架空の人物の公的書類の偽造や、受給者の死亡後も手当の受給を続けていたケースなどが確認されている。

 同日の作戦では2件の予防勾留令状と12件の捜索押収令状が発行され、50人の警察官と社会保障局情報部門の職員などによりピアウイー州都テレジーナとマラニャン州のコドー、チンビラス、コロアター、プレジデンテ・ドゥトラ、サンルイスの各市で執行された。捜査対象者の不動産や自動車などの財産差し押さえも行われた。

 連邦警察の発表によれば、捜査対象となっているグループにはチンビラス市にある金融機関の職員、コドー市の郵便局の職員に加え、国立社会保険院(INSS)事務所の職員(既に定年退職)などが、銀行口座の開設や生存の証明、口座暗証番号の更新などの形で協力していたとされる。

 現時点で、公的資金への損害額は1020万レアルに上るとみられている。容疑者は社会保障詐欺や犯罪組織形成、資本洗浄等の罪に問われる見通しだという。

2017年9月7日付け

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