福本千賀人さん一周忌法要 故人を偲んで芸能ショーも

福本千賀人さん一周忌法要 故人を偲んで芸能ショーも
焼香を行う福本さんの遺族
福本千賀人さん一周忌法要 故人を偲んで芸能ショーも
亡き夫の遺影の前で自ら司会を務めた藤瀬圭子さん

 昨年4月21日に87歳で亡くなった福本千賀人さんの一周忌法要と芸能ショーが、9日午前9時からサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館で執り行われた。会場には約200人が出席し、司会進行は福本夫人の藤瀬圭子さんが自ら務め、来場者への感謝の気持ちを表していた。

 仏式法要では、モジ西本願寺主管の清水円了氏が導師を務めた。読経の合間に、藤瀬さんをはじめ、遺族や友人、知人など出席者全員が焼香を行った。

 その後の法話で清水氏は、人間は一人では生きてはいけず、「人」という漢字そのものが互いを支え合っていることを説明。「絆というのは生きている間だけのことではなく、親が亡くなっても子や孫の体には祖先の血が流れている。亡き人との深い絆を思いながら、手を合わすことが人間らしい生き方」と諭した。

 引き続き、遺族を代表して藤瀬テイジさんがあいさつし、出席者への感謝の気持ちを表した。また、藤瀬圭子さんが遺族を紹介した後、福本さんと親交関係のあった音楽家の北川朗久氏、サンパウロ州立大学名誉教授の坂手實氏、第1回コロニアのど自慢優勝者の鎌田恵美子氏、元日系議員の救仁郷康則氏、日系議員補佐官の宮原ジョルジ氏、元援協会長の菊地義治氏、ブラジル日本民謡協会会長の塩野彰氏がそれぞれ生前の福本さんの人柄を偲んだ。また、この日出席できなかった下本八郎元聖州議のメッセージも代読された。

 午前11時からは、音楽が好きだった福本さんへの思いを込めた芸能ショーも実施。若者民謡グループ「民」のメンバーが、「江差追分」「斎太郎節」「秋田音頭」の3曲を披露。また、篠崎孝子さんによる「ローゼ」を皮切りに、「荒城の月」「君の名は」「ここに幸あり」「宮城長持唄」「赤いハンカチ」「アカシアの雨が止むとき」「さだめ川」に続いて、若手の西村武さんが「子連れ狼」「チャンチキおけさ」「南国土佐を後にして」「浪花節だよ人生は」などを歌い上げ、最後は出席者全員で「北国の春」を歌って締めくくられた。

 その後、出席者に昼食が振る舞われ、献杯の音頭を福本さんと同じ大分県出身の矢野敬崇氏が取った。出席者たちは食事を取りながら、生前の福本さんへの思いを馳せていた。

2014年4月19日付

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