移り行くゴイアニア日系社会㊦ 3世会長が日伯協会の活動推進

移り行くゴイアニア日系社会㊦ 3世会長が日伯協会の活動推進
藪本会長
移り行くゴイアニア日系社会㊦ 3世会長が日伯協会の活動推進
ゴイアス日伯協会の外観

 日本人移民・日系人の人口が推定1000~1500人のゴイアニア市を中心とするゴイアス州の日系社会では、2世が中核を担い、若い3世が先頭に立つ時代になっている。

 同市所在のゴイアス日本人会館には、1979年創設のゴイアス日伯協会を始め、日本語モデル校、広場、テニス場、サッカー場、ゲートボール場などを完備している。

 同会館創設に関わった1人、佐野ジョージさん(87、2世)は、「矢野会長(当時)などは、皆亡くなってしまった」と、当時の役員など創設メンバーの殆どが既に他界していると話し、当時の記憶を持つ人が限りなく少ないことを強調していた。

 同協会の薮本エジガール会長(45、3世)によると、会館の活動は、青年会(約35人)や婦人会(約50人)が支えており、同協会の会員数は現在約150家族ほどで、うち1世は5%ほどだという。会員は2世、3世がメインで、4世も増えてきている。23人の協会役員は2世以降で構成されており、年間4つの大きなイベント運営などを行っているそうだ。

 同地日系社会の大きな催しとして、(1)毎年8月末に開催される盆踊り(例年約8000人が来場)(2)ゲートボール大会(3)特別ルールで開催されるテニス大会(4)婦人会主導で年に4回の日本料理イベント「Jantar Típico」では、寿司や煮物、焼きそば、餃子などが食べ放題になり、ブラジル人にも大人気だという。

 今年の日本人移民110周年では、「8月24、25日の盆踊りでお祝いをする。何をするか、何かを造るかはまだ決めていない」と話した。

 ゴイアニア日系社会の特徴を、薮本会長は「ゴイアニアは日本と同じくらいボランティアの精神が強く、役員も皆ボランティアでイベントを手伝う」と語った。(戸)(おわり)

2018年6月5日付

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