移民110周年 豪華式典アトラクション 「結次世代に繋ぐ未来への懸け橋」

移民110周年 豪華式典アトラクション 「結次世代に繋ぐ未来への懸け橋」
斉藤さん、呉屋会長、上原委員長(左から)

2000人の演者が一堂に会して

 7月21日にサンパウロ(聖)市ジャバクアラ区の「サンパウロ・エキスポ・センター」で「ブラジル日本移民110周年記念式典(菊地義治実行委員長)」が開催される。その中で、午前10時から正午、午後1時から同2時頃までは、文化行事委員会(上原テーリオ委員長)による「結(ゆい)次世代に繋ぐ未来への懸け橋」をテーマにした計約15演目のアトラクションが披露される。総合演出を手掛けるブラジル琉球舞踊玉城流扇寿会代表の斉藤悟さん(31、3世)、上原委員長、同周年記念祭典委員会の呉屋春美祭典委員長に舞台の全容を聞いた。

 舞台の総合演出を手掛けている斉藤さんは、2016年の沖縄県人会90周年記念公演、昨年の小禄田原字人会100周年で手掛けた舞台の実績が評価されて今回の大役を任された。

 昨年12月に発足した文化行事委員会で、日系芸能団体向けに初めての説明会を開催し、構想が練られてきた。当日は、日系芸能諸団体から約2000人の演者の出演が見込まれている。各芸能団体との合同練習も数回行ってきており、7月中旬には全体リハーサルも行われる。

 アトラクションは午前10時から同11時は県連が担当し、同周年祭典委員会のアトラクションは同11時から正午までが第1部、記念式典後の午後1時から第2部が行われる。

 第1部「彩(あや)」では、唱歌「さくらさくら」に合わせた日本舞踊で各学校から師匠と弟子の共演、和太鼓と三味線の共演、鳥取の傘踊り、楽曲『イペー音頭』で歌手・中平マリコさんと健康体操の共演、そして長崎の龍踊り、広島神楽の大蛇、沖縄の獅子舞の共演が最大の見所となるという。

 間に行われる式典の終盤には、グループ民の演奏でレプレーザが阿波踊りを披露し、沖縄のレキオス芸能同好会と琉球国祭り太鼓によるエイサー太鼓演奏が式典を盛り上げる。

 第2部「瑞(ずい)」は、琉球舞踊で開幕し、よさこいソーラン12グループによる共演、日系学校の子どもたちによる踊り『時の流れ』が披露され、日本の震災復興支援曲『花は咲く』を合唱する。グランドフィナーレでは、楽曲『東京五輪音頭』で歌手・伊藤カレンさんと健康リズム体操が共演。大トリは、歌手・平田ジョーさんが同周年を記念して制作した楽曲「ありがとうブラジル」を熱唱し、日本舞踊や日系団体と縁が深いサンバ・エスコーラ「チguia de Ouro」ら約150人が共演する豪華ステージで締め括られる。

 斉藤さんは「テーマの『結』を舞台で皆さんと共演して表現する。移民の皆さんに感謝の気持ちを持ち、心を一つに綺麗な舞台にしたい」と意気込み、上原委員長は「若い人の発想で、若い世代の人に芸能を広めてもらいたい」と想いを語る。

 呉屋祭典委員長は「いつまでも皆さんの記憶に残るように、華やかな舞台にしたい」と話し、式典会場に入場できる人数に制限があることから、アトラクションの映像を日本祭りのモニターで生中継することも公表した。また、式典会場に入れなくても、日本祭りで各日系芸能団体の舞台を見られることも強調した。

 さらに、入場制限なしの夜の舞台では午後6時から、日本のロックバンド「THE BOOM」のボーカルを務めていた宮沢和史氏が登壇し、名曲「島唄」を披露することも内定している。

2018年6月23日付

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