移民110周年を盛大に祝福 兵庫県から50人の慶祝団が来伯

移民110周年を盛大に祝福 兵庫県から50人の慶祝団が来伯
110周年事業のために奔走する永田所長

パラナ州との姉妹提携でさらなる交流も

 ブラジル移住110周年事業として、パラナ州姉妹提携都市である兵庫県の金澤和夫副知事をはじめ、各提携4都市の姫路市(クリチバ市)、加古川市(マリンガ市)、西宮市(ロンドリーナ市)、淡路市(パラナグア市)関係者や、日本企業の代表者ら計50人の慶祝団が来伯する。同一行はアルゼンチンとパラグアイを視察後、17日からブラジルに入国している。20日にはマリンガ市で行われる「EXPO IMIN110」に参加し、日本として初の試みとなる同姉妹都市合同の展示会を視察する。同日午後6時半からはマリンガ市での移民110周年記念式典に参加。翌21日にはサンパウロ(聖)市の同記念式典にも出席し、日本祭りや兵庫県ブースを視察するなど、周年行事を盛大に祝う予定だ。

 ブラジルへ最初の移民を乗せた「笠戸丸」が出港した神戸港を有する兵庫県。1970年7月に兵庫県加古川市とマリンガ市が姉妹提携を結んだことを皮切りに、4市が姉妹提携都市となった。今回、移民110周年事業として兵庫県及び姉妹提携都市の代表者らを中心に、50人が約1週間ブラジルに滞在する。

 ブラジル兵庫県事務所の永田展之所長によれば、金澤副知事や県民交流団(日伯協会、姫路市、淡路市、ひょうご環境創造協会、兵庫県漁業協同組合連合会、HIA友の会)は、アルゼンチンのブエノスアイレスやパラグアイのアスンシオンを訪問後、17日にパラナ州フォス・ド・イグアス市からブラジルに入国している。

 金澤副知事と県民交流団の一部は、今日18日にクリチバ市を訪問し、午後0時半にラファエル・グレッカ市長主催の歓迎昼食会に参加する予定だ。その後、ファゼンダ・リオ・グランデ市へ向かい、兵庫県に本社を持つ住友ゴムの工場を見学する。

 19日午前9時には、クリチバ市の日本広場で美術家の故・大竹富江さんの記念碑を建立する記念式典に参加。続いて、パラナ州知事のシダ・ボルヘッティ氏と交流協議や懇親会を行い、親交を深める。午後1時半からはクリチバ日系クラブのリニューアルオープニング式典に参加し、新築された「瀬戸クラウジオ館」の落成式でテープカットを行う。

 翌20日に同一行はマリンガ市へ移動し、「EXPO IMIN110」を視察。同祭典では、初めてブラジルと日本の各提携姉妹都市が合同で展示会を行う。加古川市は1つの皿にご飯とキャベツ、デミグラスソースをかけた牛カツを盛り合わせた郷土料理「かつめし」、西宮市は辰馬本家酒造の「白鹿」、淡路市は名産の「淡路のり」、姫路市は「姫路城の模型」の展示などを行う予定。マリンガ市、ロンドリーナ市、クリチバ市、パラナグア市はそれぞれ観光名所などの紹介を行う計画だという。さらに同日午後6時半からは、パラナ州日本移民110周年記念式典に参加する。

 21日には聖市へ向かい、同市での移民110周年記念式典に参加後、日本まつりを視察し、兵庫県ブースにも立ち寄る。ジャパン・ハウスの視察や、ブラジル兵庫県人会との交流も予定している。また、24日午後5時半から同6時半まで、ジャパン・ハウスで兵庫県漁業協同組合連合会による「兵庫産のりセミナー」を実施し、説明会や試食を行う。

 永田所長は、「今回は初めて各提携姉妹都市で合同展示を行うなど、新しい試みが盛りだくさん」とし、「兵庫県発のハリマ化成グループや住友ゴム工業からは、日本本社の代表取締役も駆けつける。すべて取り仕切るのは大変だが、やり遂げるつもりだ」と意気込みを語った。

2018年7月18日付

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