空手の道場経営について 町田武彦5段が経営セミナー

空手の道場経営について 町田武彦5段が経営セミナー
道場経営のセミナーを行う町田武彦5段

 日本空手協会(JKA)ブラジル支部(町田嘉三支部長)が3~5日、サンパウロ(聖)州アルジャー市のニッポンカントリークラブで開いた第18回技術講習会・昇段試験で、4日午後4時半からは町田支部長の長男である町田武彦5段(42、2世)が「道場経営」をテーマにしたセミナーを実施し、各地の指導者ら約30人が出席して熱心に聴き入った。

 町田氏は現在、パラー州ベレン市と米国でそれぞれ空手道場を運営しており、ベレンの道場には約2200人もの道場生がおり(昨年11月に創設した米国の道場には約200人)、道場生以外のスタッフだけで80人が勤務している。

 町田氏によると、技術的能力が高い空手家であっても、指導者として道場経営のことを知らないケースも少なくないという。

 一般企業と同様に空手の道場経営でも、マーケティング、企画管理などのほか、コーチング(対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術)や価値観の向上など、道場生のやる気をいかに引き出すかの工夫も必要だそうだ。

 「例えば、稽古を始める前に点呼を行うことや道場訓を唱えさせることも、やる気を高める上で効果がある。また、体格や技術差のある子供と大人では別々に稽古をさせなければならないし、各道場によって目標を達成させるための指導計画を作る必要もある。さらに、体力及び技術の向上、周りから尊敬されることなど、各道場生が空手をすることによって何を得たいのか、指導者たちが知っておかなければならない」と町田氏は、空手の指導をシステマチック(組織的)に行うための実例を挙げた。

 そのほか、各道場がある地域との関係を保ち、未来へのビジョンを持つことの大切さも説いた上で、「指導者自身が高い目標と責任を持つことが大切」と強調した。

2017年11月23日付

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