笑顔は厳禁リオの旅 鈴木 京子

笑顔は厳禁リオの旅 鈴木 京子
鈴木さん(リオのキリスト像で)

 ブラジルといえばカーニバル、それもリオ(サンパウロの皆様ごめんなさい)ですよね。ブラジルに来て1年と8カ月が過ぎましたが、まだサンパウロのカーニバルも見ていません。そこで去年の7月頃に熟年クラブ副会長辺原さんに「リオのカーニバル見たことありますか?」と話をしたら「見たことがない」と言うので「それでは来年一緒に見に行きましょう。」と話がトントン拍子に進み今年のカーニバルはリオで見物です。とにかく治安が悪いので気を引き締め、私のトレードマークの笑顔は厳禁です。

 飛行機から見えたキリスト像は、切り立った崖の上(コルコバードの丘)に立っていました。リオに着いたら直ぐにキリスト像を見物します。飛行機から降りたら、まだ午前10時になってないのに腕とかベタベタし、ムッとする暑さでした。この暑さの中、コルコバードの丘まで行けるかと心配になりましたが、ホテルに荷物を置きタクシーとバンを乗り継ぎ、次に階段を登りキリスト像に着きました。人の混雑と暑さに疲れはしましたが、景色の綺麗さとキリスト像の雄大さが見られ満足です。

 バン(往復)の値段は老人なので7・50 レアルとの安さに感激でしたが、タクシーの値段には驚きです。登って来た時は40レアルと50までいかなかったのに、帰りは100レアルだというのです。この暑さの中、歩いて下まで降りるわけには行かず、足元を見てタクシー高くしているのですね。乗客を降ろしたすぐのタクシーを狙って交渉しましたが結局、食事が美味しい場所(飛行場)まで乗せて貰い60レアルを支払いました。「まぁ、ちょっとは安くなったわね。」と、2人共満足です。ホテルに帰るのにタクシーでと思いましたら、「そのホテルだったら歩いてすぐだよ」と教わり歩いたら本当にすぐ着きました。朝乗ったタクシーは何も言わず私達を乗せ一方通行のためクルクル回りホテルまで連れていったのです。「随分と早く着いたね」となにもわからずに喜んでいた私達は幸せ者でした。

 ホテルの部屋が最上階の西側とは気が付かず、余りの暑さでクーラーも効かず(壊れていたか?)暑くて大変でした。暑さのためドアが膨張するのか、昼間は開閉が大変でした。体全体をぶつけやっと開く部屋ですが朝は何事もないようにすっと開くのです。次の日も暑く午前中にポン・デ・アスーカルを見物し外に居るのと同じぐらい暑いホテルに戻り、夜のカーニバルに備えました。カーニバル会場までは送迎バンで行きます。10時間も起きていられるか? トイレはすごく並ぶのか?と、初めての経験にワクワクドキドキです。会場は人で混雑していましたが自分の席を見つけるのは簡単でした。周りはアジア人の方が多く、パレードが始まっても静かに見ているとても良い場所(階段席)でしたが、パレード参加者達からは、あの場所はノリが悪いと思われた事でしょう。私達からすると写真は写せるし座って見物できるし(立ってみていたら体力が持ちません)満足でした。踊りの方もカメラが回っている所では踊っているが、カメラがないとダラダラ歩いている人もいました。夜になっても暑さは続きこの暑さの中、着ぐるみを着ているのですもの当たり前ですね。そうかと思えば、乳房が(女性)見えているのではと思える服装の方々もいて、一つのパレードの1時間前後に魅了されどうしでした。ポルトガル語が分かればパレードの筋書き、歌などもっともっと楽しみが倍増したのにと自分の勉強不足に悔し思いでしたが、実際に見て楽しさと大変さと優雅さとバイタリティーを貰った日でした。

 音楽や花火、歌、なんともいえない周りのお祭り気分が、青森のねぶた祭(規模は小さい)と重なりました。跳人(踊り手)の浴衣や鉢巻または髪の毛にと所狭しと鈴を付けて踊ります。夕方そのチリンチリンと鈴の音でお祭りムードが高まります。リオでは道路や広場を歩いている人達の仮装がとても面白く男性が可愛いスカートを履いて頭に花飾りを付けたり、女性のメークの素晴しさ、小さい子供達の可愛い仮装に思わず微笑んでしまいそうになるのを笑顔厳禁な顔でタクシーから見ていました。コルコバードの丘、ポン・デ・アスーカルのロープウェイの中でも、キリッと睨みを利かし用心に用心を重ね無事にリオの見物を終えました。

2018年3月27日付け

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