第18回ピエダーデ柿祭り 品評会1位は高良マリオさん

第18回ピエダーデ柿祭り 品評会1位は高良マリオさん
展示会場で並ぶ柿

 ピエダーデ文化体育協会(菅野哲夫会長)主催の第18回富有柿祭りが5、6日の両日、サンパウロ州ピエダーデ市の同文協会館で開催された。今年は柿の収穫時期が例年より早まったため、開催日が2週間前倒しされた。同文協の会員や婦人部、日本語学校の生徒、野球部など合わせて100人で会場の準備を整えた。

 5日は、午前9時から開会式が始まった。来賓には、森田聡領事をはじめ、ピエダーデ市長のジョゼ・タデウ・ヘゼンデ氏、ピエダーデ市議会議長のネルソン・プレステス・オリヴェイラ氏、文協の水本セルソ第一常任理事、聖南西文化体育協会の山村敏明会長などの関係者が出席し、それぞれあいさつを行った。席上、あいさつに立った菅野会長は関係者らに謝辞を述べ、「柿祭りは18回目を迎えました。ピエダーデの柿は独自のもの。今年は移民110年です。同じように、これからもピエダーデの富有柿の歴史を続けていきましょう」と力強く語った。

 展示会はピエダーデ名産の富有柿を中心に、多くの野菜が並べられていた。品評会では農業技師や農業組合が、見た目の綺麗さ、形、色、大きさ、甘さなど総合的な評価で順位をつける。今年の1位は、高良マリオさん。柿栽培の技術について研究を行っており、独自の肥料を生み出し見事な柿を育てた。会場でボランティアをしていた川上徳義さん(83、高知)は、「今年は柿の収穫時期が早く、柿祭りに合わせて出荷できなかった人もいた。しかし、出来る限り早く開催できたので、予想していたより多くの柿を出荷できた」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 益田照夫さん(76、愛媛)によると、当初同祭は3回目まで生産者のみで開催されていたという。しかし、生産者で資金を賄えなくなり、文協に協力を仰いだ結果、現在のような地域に欠かせない祭りとなった。

 会場には、婦人部による柿や梅干し、弁当などの販売会や、ピエダーデ日本語学校と婦人部による焼きそばと天ぷらの販売所、日本食やパステルなど多くの屋台が並んだ。また、伯龍太鼓の力強い演奏や、カポエイラ、歌などのショー、農業機械の展示、移動遊園地などのアトラクションもあり、家族で楽しんでいる姿を数多く目にした。

2018年5月12日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password