第47回県連ふるさと巡り⑨ パルマス市内を見学、遊覧

第47回県連ふるさと巡り⑨ パルマス市内を見学、遊覧
トカンチンス州庁舎前で記念撮影

 ふるさと巡りも4日目。この日は午前9時にホテルを出発して、パルマス市内見学となった。

 同市はトカンチンス州の州都。同州自体が1988年に建設されたばかりの新しい州で、それに伴い同市は同89年に建設された。ブラジリアを模して造られた計画都市で、ブラジル東西南北の中心に位置する熱帯の街だ。この日の午前中は州の立法、行政、司法の三権が集まる「ひまわり広場(プラサ・ドス・ジェラソーイス)」へと向かった。

 ガイドの話によると「ひまわり広場」という名前はかつて大量のひまわりが咲いていたことに由来し、現在世界で2番目に大きい広場だという。まず一行は、州庁舎の「パラシオ・アラグアイア」内を見学。地上階に設置された広場の模型を見ながらガイドの説明を聞き、その後は上階に上がり街の景色を見渡した。

 続いて、コルナ・プレステス記念館を見学。「コルナ・プレステス」はリオ・グランデ・ド・スル州から始まった反体制運動。同運動が現在の同市で行われた際、20日間滞在したことを記念して同館は建てられた。館内では先導者となったルイス・カルロス・プレステスの私物や運動に関する展示品、記録映像を見学。その後、同館屋外にある「コパカバーナの18人の強者」の像を見学し、昼食へと向かった。熱心に見学していた足立有基さん(76、岐阜)は「初めてパルマスに来たが、新しい計画都市ということが感じられる街。ブラジリアは『計画して造りました』という感じが強いが、ここはもっと自然で現代的」と同市の印象を話した。

 昼食は、トカンチンス川沿いのプライア・ド・プラタ脇にあるレストランへ。向かう途中、晴れた空に強いスコールが降り、熱帯だということを感じさせた。昼食後はプライア・ダ・グラシオーザ横の停泊所から船に乗り込みクルージングへ。天候が不安定なこともあり、トカンチンス川に浮かぶ小島カネラ島までの1時間の旅に変更となった。

 カネラ島到着後は希望者は船を降りて、島内を散策。島は面積4・5平方キロほどの小さな島で、島内には足を水につけながら食事ができるバールや遊泳所がある。ピラニアがトカンチンス川に生息するため、限られた範囲でしか遊泳はできなかった。一行からも3人が水着に着替えて川に入った。中村博毅さん(82、2世)は海水パンツを服の下に着て、朝から準備万端。しかし、いざ川に入ってみると「浅すぎて泳げなかった」と苦笑い。足立さんは潜って貝を収穫。田鎖満さん(79、岩手)はぷかぷかと水面に浮かんで、それぞれ楽しんだようだった。

 天気さえ良ければもう少し楽しめたのかもしれないが、一行からは「これで晴れていたら暑くて観光どころじゃない」との声も。曇り空くらいが、ちょうど良かったようだ。その後ホテルへと戻り、夜はトカンチンス日伯文化協会との交流となった。(つづく)

2017年4月11日付

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