第48回県連ふるさと巡り⑫ 県人会活動も盛んなホノルル

第48回県連ふるさと巡り⑫ 県人会活動も盛んなホノルル
ホノルル山口県人会の皆さん
第48回県連ふるさと巡り⑫ 県人会活動も盛んなホノルル
ハワイ日系人連合協会のブースで活動していた朝比奈さん(左)と重村さん

 コンベンション・センターの県人会のブースでは、その他にハワイの県人会の中でも規模が大きいと言われるホノルル山口県人会のブースに顔を出してみる。

 坂井レイモンド会長(75、3世)によると、同県人会は1957年に創立し、昨年60周年を迎えた。会員数は現在、約100人が所属しているという。

 同県人会のブースでは、今年が明治維新が始まって150年という節目の年であることから、母県からの歴史上の有名人・高杉晋作をモデルにしたアニメの旗などを取り寄せ、萩焼きや団扇(うちわ)などともに展示していた。

 同県人会員の中村実夫(じつお)さん(63、3世)の祖父母は100年前にハワイに移住したとし、中村さん自身は2年前に岩国市を訪問。祖父の故郷を見て回ったそうだ。また、中村さんの親戚(祖父の兄の子弟)はブラジルのサンパウロ(聖)市に住んでいるとし、新聞記者として活動しているとの話を聞いて、「世の中、狭いものだ」と思わずにはいられなかった。

 各県人会ブースの一角には、ハワイ日系人連合協会のブースもあり、今年7月から理事長になる重村フェイさん(72、3世)とともに、前日(3月9日)に伊芸デービッド・ハワイ州知事の表敬訪問を手配してくれた朝比奈ディーンさん(64、3世)の姿もあった。朝比奈さんはハワイの大学を卒業した後、1976年から78年までの2年間、東京都町田市に住んだ経験があり、その際、養護施設でカウンセラーをボランティアで行ったことがあるという。「本当は医者になりたかった」と話す朝比奈さんは、父親がハワイで建設会社を経営していたことから、その後を継ぎ、現在も建築・デザインなどの仕事を行っているそうだ。

 山梨県の子弟でもある朝比奈さんに、聖市での県連主催の日本祭りでブラジル山梨県人会が郷土料理の「ほうとう」を毎年作って出店販売していることを伝えると、「ブラジルの山梨県人会はすごいですね」と羨ましがっていた。

 そろそろ、同所を出発する時間が迫り、山田康夫県連会長らと午後3時半にセンター入口で待ち合わせ。入口周辺には櫓(やぐら)が建てられ、地元の人々も交じっての盆踊り大会が行われていた。

 次の予定は午後4時にホテルのロビー集合のため、コンベンション・センターからホテルまで約15分ほどの道のりを数人が一緒に歩いて帰る。山田会長は昨年3月にも現地の下見としてハワイに来ているだけあって周辺地域の土地勘があり、実際に歩いてみると、センターからホテルまでは案外近いことが分かった。(つづく、松本浩治記者)

2018年5月10日付

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