第49回県連ふるさと巡り⑥

第49回県連ふるさと巡り⑥
同協会の小林会長
第49回県連ふるさと巡り⑥
同協会会館(周囲の敷地も全て)

サンタフェ・ド・スール日系社会と交流

 プール施設を後にした一行はサンタフェ・ド・スール市のホテルに戻って休憩を挟んだ後、夕食会場となるサンタフェ・ド・スール体育文化協会(小林ノリオ会長)会館に向かった。

 午後6時頃、同会館に到着した一行は、1ブロッコ(区画)全てが敷地となった立派な施設に驚いていた。小林会長(54、2世)によると、同協会が1958年まで所有していた土地が、同市の中心地になることで地価が上がったために売却し、現在の土地を購入したそうだ。

 同会館敷地内にはゲートボールのカンポ(グラウンド)が6面、天然芝のサッカー場が設置されており、会員問わず、地元のチームにも貸し出しているという。昔は全て野球場だったが、同地のチームが全て無くなったことで改修された。

 人口約3万2000人のサンタフェ・ド・スール市には、約200家族の日系人が住んでいるとされ、同協会には80家族約100人が会員になっている。活動は全てボランティアで運営し、会費も取っていない。同地は近年、サンパウロ(聖)市から帰郷した黒田アメリア副会長が、楽団を結成したり、盆踊りに注力したりと、都市で学んだノウハウを同地に還元しているという。

 小林会長は「協会の活動を、市が応援してくれることに感謝している」と強調し、太鼓グループや、盆踊りのための法被など、伝統衣装に同市が支援してくれていることを明かした。

 さらに、毎年12月25日のナタール(クリスマス)の直前に、各民族が1日ずつ、それぞれの伝統文化を披露する日が設けられており、日系社会も「日本の日」に日本食や伝統芸能を披露するそうだ。今年の日取りは現在市役所が調整中だという。同日には、焼きそばなどの日本食を販売し、太鼓の演奏も行う予定となっている。小林会長は「市と一緒に町興(おこ)しができる良いイベント」と話す。

 夕食会で一行は、婦人会が準備したブッフェをいただき、カラオケ大会が行われた。(戸)(つづく)

2018年10月10日付

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