第49回県連ふるさと巡り⑨

水門橋からソルテイラ島を一望
観光地プライア・カタリーナから見える水門橋

水門橋からソルテイラ島を一望

第49回県連ふるさと巡り⑨
水門橋から見える「イリャ・ソルテイラ(ソルテイラ島)」
 水力発電所の街イリャ・ソルテイラ市に到着した一行は、それぞれのバスに同市が派遣するガイドを受け入れて観光に出かけた。同時に各バスには、同地の日本人会会員らが乗り込み、旅行者と交流し、再会を懐かしむ姿もあった。

 同市に2、3人だという数少ない1世の比良明彦さん(65、鹿児島)は、10年前にアルジャー市から転住してきた。比良さんは「この街はブラジルで一番アポゼンタード(定年退職者)が多い。住みやすくて最高だ」と話し、妻の父が水力発電所建設のために、東芝社の技術者として同地で35年間働いていた縁で移ってきたそうだ。比良さんはバス車内で、アルジャー市から参加していた安武誠さん(81、熊本)夫婦との再会も果たした。

 発電所の発電機は、東芝社、日立社製が主になっており、CESP(州営サンパウロ電力公社)による建設当初は多くの日本人技術者が携わっていたとされる。2017年には、世界最大の発電量を誇る中国・長江流域の三峡ダムを運営する中国三峡集団公司(CTG)が入札で、イリャ・ソルテイラ水力発電所の今後30年間の運営権を落札している。

 イリャ・ソルテイラ観光では、プライア・カタリーナを訪れ、川岸から発電所の水門橋を眺めた後、一行はバスで水門橋を渡った。水門橋の上からは、同地の名前の由来となるイリャ・ソルテイラ(ソルテイラ島)が見え、釣りが盛んな同島周辺は魚の保護区に指定されているそうだ。水門橋を渡り、南マット・グロッソ州に足を踏み入れたが、水力発電所には入れず、バスは聖州側のイリャ・ソルテイラへ引き返した。

 その後、バスが市街地へ向かう途中、同地の建設時代を支えた労働者や、その家族をモチーフにしたモニュメント(記念塔)『エネルギーの時代』が見えるなど、ガイドが解説し車窓から眺める市街観光が行われた。(戸)(つづく)

2018年10月16日付

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