精神的・性的虐待の通報窓口 伯オリンピック委員会が開設

 ブラジルオリンピック委員会(COB)は3日、リオ・デ・ジャネイロ市の同委員会本部講堂で行われた情報と教育に関する講演会の中で、精神的・性的な嫌がらせや虐待の報告を受けるための窓口を開設することを発表した。通信社アジェンシア・ブラジルが同日付で伝えた。

 この通報窓口は、選手、国際競技大会におけるブラジル代表団のメンバー、COBの様々な部門の職員やメンバー、業務提供者、ボランティアによって利用される予定となっている。寄せられた通報はCOBの倫理委員会により審査される。

 このプロセスは、倫理行動規定に基づいて実施される。この規定は、男子体操ブラジル代表の元コーチが関係したとされる性的虐待疑惑について幾人かの選手から告発が行われた後の今年6月に発表されたもので、非倫理的行為について定めている。

 訴えの対象となった人は、自身を弁護する広範な権利が与えられる。処分の対象になると判断された場合、罰金からオリンピックスポーツからの追放までの罰則が科される可能性がある。

 その他の処分には、競技会場へのアクセス禁止や最高10年間のオリンピックスポーツ活動参加禁止、私的または公的な戒告、5年間の活動禁止、スポーツ関係者の場合は資格の喪失などが含まれている。

 この通報窓口には、COBのオンブズマンサイトや電話によりアクセスできる。また、同委員会本部に直接出向いて苦情を申し立てる事もできるという。

 この通報窓口開設のイニシアチブは、選手達の保護のため、2017年11月に国際オリンピック委員会(COI)により発表された文書の一部である、精神的および性的な虐待・嫌がらせ防止策の一環となっている。

 COBは声明で、このイニシアチブが倫理と誠実さを大切にし、スポーツにおける健全な環境への取り組みを強化する事を目的としていると説明している。

 COBに加盟する様々な種類のスポーツの35連盟は、スポーツ環境における性的虐待・嫌がらせの防止のための提案された行動遵守規約に署名するよう招かれている。とはいえ、義務ではなく、各連盟が決定する必要があるという。

2018年12月6日付

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