糖尿病患者が10年で6割増 人口の8・9% 高血圧も増加=厚生省

糖尿病患者が10年で6割増 人口の8・9% 高血圧も増加=厚生省
世界糖尿病デーにサンパウロ大学で行われた血糖値測定キャンペーン(2014年)(Foto: Marcos Santos/USP Imagens)

 厚生省が17日に発表した「慢性疾患の危険要因と予防の監視」電話調査(Vigitel)」の結果によれば、ブラジル国内で糖尿病と診断された人の割合は2016年に全人口の8.9%となり、10年前の06年から61.8%増加した。06年にはこの割合は5.5%だった。アジェンシア・ブラジルが17日付で伝えた。

 特に糖尿病と診断された女性の増加割合が高く、男性が同期間で4.6%から7.8%に増えたのに対し、女性は6.3%から9.9%に増加している。

 調査結果によると、州都の中で医師に糖尿病と診断された人の割合が高いのはリオ・デ・ジャネイロで、10.4%となっている。以下、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市とミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ(10.1%)、サンパウロ市(10%)、エスピリト・サント州ビトリア(9・7%)、ペルナンブコ州レシフェとパラナ州クリチバ(9.6%)と続いている。

 州都でこの割合が最も低かったのはロライマ州ボア・ビスタで、5.3%だった。

 同調査ではまた、年齢とともに糖尿病と診断される人の割合が高くなっていることや、就学年数の少ないグループでは3倍も高いという結果が示されている。

 18~24歳の年齢層では0.9%のみだが、35~44歳では5.2%、そして55~64歳では19.6%に達している。65歳以上ではこの割合が最も高く、27.2%となっている。

 就学年数との関連でみると、8年間までの教育を受けたグループでは糖尿病と診断された人の割合が16.5%となっているが、9~11年間のグループでは5.9%、12年以上のグループでは4.6%と低くなっている。

 糖尿病のほか、高血圧症と診断された患者の人口における割合も、06年の22.5%から16年は25.7%へと14.2%増加した。女性は25.2%から27・5%に、男性は19.3%から23.6%に増加している。

 州都別でみると、高血圧症と医師に診断されたケースに関してもリオ・デ・ジャネイロが最も割合が高く、31.7%となっている。以下、レシフェ(28.4%)、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ(28.2%)、ベロ・オリゾンテ(27.8%)、バイーア州サルバドール(27.4%)、ナタル市(26.9%)と続いている。

 割合が最も低かったのはトカンチンス州パルマスで、16.9%だった。

 高血圧症の場合も年齢とともにその割合が上昇しており、就学年数が少ないグループが最も高くなっている。

 18~24歳の年齢層では4%のみだが、35~44歳では19.1%、55~64歳では49%に達している。65歳以上では、この割合が64.2%に達している。

 就学年数でみると、8年間までの教育を受けたグループでは41.8%となっているが、9~11年のグループでは20.6%、12年以上のグループでは15%へと減少している。

2017年4月19日付け

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