聖南西文体連70周年式典 傘下24団体500人が一堂に会し

聖南西文体連70周年式典 傘下24団体500人が一堂に会し
表彰された受章者たち

「拓魂」記念プレートの除幕式も

聖南西文体連70周年式典 傘下24団体500人が一堂に会し
「拓魂」記念プレートの除幕式

 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長)が主催する同連盟創立70周年記念式典(古川シルヴィオ実行委員長)が4日午前11時から、サンパウロ(聖)州ピエダーデ市にあるピエダーデ文化体育協会会館で開催され、同連合会の24団体の会員を中心に約500人が式典に出席した。式典では各文協で23人、各部で11人、婦人部が20団体、功労者2人が表彰。また、同連盟から山村会長に記念のプレートが渡された。続いて「拓魂」と刻まれたプレートの除幕式、各団体から96人の子供らが和太鼓の演奏を披露し、婦人部持ち寄りの豪華な昼食会が行われた。午後は芸能祭が催され、節目の年を盛大に祝った。

 式典に先立ち、午前9時からイビウナ日伯寺の櫻井聡祐聡住職により開拓先没者慰霊祭が執り行われ、約300人の出席者が献花に並び、先人を弔った。

 続いて、午前10時から記念式典が行われた。楠彰在聖総領事館首席領事、マイリンケ市議長のヒラカワ・キヨシ氏、ピエダーデ市議のヴァリネル・タケシ・ヨシザコ氏、松尾治ブラジル日本文化福祉協会副会長ら来賓をはじめ、山村会長、福寿保広評議員会長、ピエダーデ文協の菅野哲夫会長ら各団体の代表らが紹介され、登壇した。

 日伯両国歌斉唱に続き、山村会長があいさつに立った。先人へ哀悼の意を捧げつつ、日本移民が農工業、文化、スポーツ、福祉など各分野で活躍・貢献しているとし、その上で、日系社会が日本文化を継続し、日伯両国の交流の懸け橋となっていると強調した。現在まで21人の歴代会長や多くの役員が活躍し、24の文協が団結してきた事実を述べ、「世代交代により、更なる繁栄が約束されている」と発展の継続を誓った。

 続いて、各来賓が祝辞を述べ、表彰式が行われた。個人では、各文協関係者をはじめ、部活動、FENIVAR(リベイラ沿岸日系団体連合会)の傘下団体、前会長らが表彰されたほか、団体として各文協の婦人部が表彰された。また、エリザ・アキコさん、天野鉄人氏が功労者表彰された。最後に同連盟からサプライズで、山村会長へ記念のプレートが渡された。表彰者の代表として、ヴァルゼン・グランデ・パウリスタ前会長の松尾エビナ氏が謝辞を述べた。

 創立70周年記念として「拓魂」と刻まれたプレートの除幕式も行われ、表彰者全員の記念撮影が行われた後に、福寿同連盟評議員会長の閉会の辞で式典は閉幕した。

 式典後、同連盟から6チーム96人の太鼓メンバーが迫力のある演奏を披露し、ケーキカットの後に、ピラール・ド・スールの南満さん(81、福岡)が乾杯の音頭を取り、昼食会が行われた。昼食会は各文協の婦人部が800食分の料理を持ち寄り、「創立70周年」と書かれた記念のケーキもこの日のために作られた。

 乾杯の音頭を取った南さんは1960年に来伯し、ピラール・ド・スールの文協会長や日本語学校の校長として活躍した。東京農大では応援団を務め、「今日の乾杯の音頭にも役立った」と笑った。

聖南西文体連70周年式典 傘下24団体500人が一堂に会し
乾杯の音頭を取った南さん(左)

 古川実行委員長は、「1年前から準備を始め、24団体をまとめるのがとても大変だった」と苦労を振り返り、「こんな大きな祭りになるとは思わなかった」と喜んだ。

 山村会長は、「仲間が団結でき、良い式典だった。今後も日本語学校や、若い世代の強化などに努め、発展に寄与していきたい」と述べた。

 午後からは各学校や芸能団体が踊りや歌、演奏などを披露し、来場者の目を楽しませた。

2018年11月15日付

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