聖州日系農家などで実習・見学 第37回岐阜県農業高校生派遣団

第37回岐阜県農業高校生派遣団
岐阜県農業高校生派遣団一行

 第37回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(丹羽建一団長)一行が来伯し、山田彦次岐阜県人会長の案内により20日に本紙を訪れた。

 岐阜県内の農業高校に通う2、3年生で構成された同派遣団は、入団倍率4倍の中、今年は男子生徒6人、女子生徒4人が選ばれた。引率の丹羽団長、森雅岳副団長を合わせ計12人で、今月18日から30日までの約2週間、サンパウロ州内の日系農家での農業実習や市場見学を行っている。

 今年のテーマは「Progress To Agriculturisto~地球を支える農業者を目指して~」。研修で学んだことを日本農業の発展につなげ、将来は地球環境に配慮した農業人になるために、「Progress(進歩しようとする姿勢)」を持ち続ける人になろうという思いが込められている。

 離伯後は、オランダで研修を行う。糞尿処理会社、農業機械会社や現地日系農家、生花市場などを視察し、8月7日に日本へ帰国予定。

個人研究テーマについて、大垣養老高校2年動物科学科の松岡由樹さんは「肥育牛の品種とその品種に応じた肥育方法」について取り上げた。松岡さんは、「一般的に日本人は、脂肪が霜降りの軟らかい肉を好む。一方、海外の消費者は硬い肉を好む傾向にある。消費者のニーズに応じ、生産者も変化すると思うので、その違いについて考えていきたいと」と話す。

 また、飛騨高山高校2年園芸科学科の中家札博さんは「農業環境における土壌環境を汚さないために、どのような対策があるか」をテーマに「無化学肥料農法など『土を大事にする』持続可能な農法を探していきたい」と意気込みを述べた。

その他の団員たちも流通、水、果物、バイオエタノールの観点から各自問題意識を持ち、活動に臨んでいる。

2015年7月29日付

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