聖市に広がる自転車便

環境に優しく効率的

聖市ではバイク便に代わり、自転車便が増加しつつある。欧米ではすでにポピュラーなメッセンジャー。環境に優しいだけでなく、地域によってはバイク便より短時間で配達できることが人気の理由だ。

サンパウロ自転車・バイク便組合(Sindimotosp)によると、聖市内には20万人のモトボーイ(バイク便)と、2千人のバイクボーイ(自転車便)がいるという。自転車便専門のカルボノ・ゼロ・クーリエ社では、約5か月前に3台の自転車を揃えて開業。現在は9台まで規模を拡大した。
3人のモトボーイを雇用しているBM&Fボベスパ社でも、バイクボーイを1人追加雇用した。排出ガス削減の一環として、自転車便を使用する企業戦略によるものだ。

また、環境保護に加えて配達効率の良さもバイクボーイの需要増加に一役買っている。聖市南地区では、バイク便で通常1時間かかる距離を自転車便で31分で配達できたという例もある。
平均時速70キロのバイクに対して同25キロの自転車がより早く移動できた理由として、自転車の機動性が挙げられる。自転車の場合、渋滞時に歩道の脇を走行したり、自転車を押して歩道を通ることが可能で、駐車もバイクに比べて容易だという。

特にセントロ地区ではバイクの駐車が困難で、平均45分待ちの状況が続いている。11日にはボア・ビスタ陸橋側で73台のバイクが駐車していたことも確認されている。モトボーイらは、周囲を走りながら駐車場の空車待ちを余儀なくされており、「バイクは燃料費が高いので、自転車便は良い方法」という感想も出ている。
なお、バイクボーイには体力維持と食事制限が課せられるという。自転車便の価格は、聖市ビラ・オリンピアからセー広場まで約30分の距離で18レアル程度が主流となっている。

2011年4月15日付

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