自転車盗難4割増加 自転車乗りの増加に比例か=サンパウロ

 サンパウロ市内における自転車の盗難(窃盗、強盗)被害がこの1年間で4割増加した。

 ニュースサイト「G1」がサンパウロ州公共保安局に対して開示を請求して得た情報によると、同市内における2016年の自転車盗難被害件数は15年の287件に対して39・7%増の401件だった。同サイトが14日付で伝えた。

 盗難が最も多く発生した場所の一つは市内西部ペルヂーゼス地区のスマレー大通りで、自転車乗り達は、この大通りに設けられている自転車専用通行帯が非常に狙われていると指摘する。この地区を管轄する第23管区警察署によれば、同地区での自転車盗難の被害届は15年には2件だったが、16年には24件にまで増えた。

 同じく市内西部のピニェイロス地区や市内中心部のセー地区においても15年から16年にかけて、自転車の盗難が激しく増えた。第14管区警察署(ピニェイロス)管内においては7件から16件へ、第1管区警察署(セー)管内では7件から15件へ、いずれも倍増した。

 サンパウロ都市サイクリスト協会(Ciclocidade)のダニエル・グス代表は、中心部のパウリスタ大通りや西部ブタンタン地区のエリゼウ・デ・アルメイダ大通りといった市内の主要道路においては、それぞれの通りに自転車専用通行帯が設置されてから自転車乗りの数が3倍に増えたと指摘、盗難被害は17年も増加を続けるとの見方を示した。

 市内に93ある警察管区では今年1、2月に合計94件の盗難被害が確認されている。この数は16年1、2月の63件に比べて49%多い。また、14年12月時点で242キロメートルだった同市内の自転車通行帯の総延長は、16年12月時点では498キロメートルにまで達している。

2017年3月15日付

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