苦悩する文協(4)

国士舘スポーツセンターの利用法(上)

今回の評議員会の目玉は国士舘スポーツセンターの有効利用計画だった。だが、有効利用検討合同委員会(山内淳委員長)の持ち出した利用案は「生煮え」状態でとても討議の対象にはならなかった。あまりのひどさに評議員から同センター売却案まで飛び出した。この問題は後述するとして、同センターを使用しているマレットゴルフ協会の態度にはがっかりした。というより、団体、組織としての体をなしていないと言わざるを得ない▼自分たちの生死をも分けるような問題にもかかわらず、自らが反対意見や状況説明を求めず、元文協理事で同センター担当だった諸川有朋氏に反対意見を述べてもらったのだ。マレットゴルフ協会も評議員として同席していたのにである。評議員の多くは「なぜ自分たちで発言しないのか。子供じゃあるまいし」と思った。そして、「この程度の団体なら我々(文協理事会)がごり押ししても思うようになる」と考えたに違いない▼ところが、文協や山内委員長に確認してみると、マレットゴルフ協会とは何度か話し合いをしており、ほぼ合意に達しているというではないか。評議員会に出席したマレットゴルフ協会の人間はなぜ、諸川氏の意見をさえぎらなかったのか。不必要な時間の削減になったし、それ以上に自らの信用を落とすこともなかっただろう。それとも、自分たちが文協会員になり、多額の資金を投じてコースを作ったにもかかわらず、コンドミニオ形式で共益費や賃貸料出費するのはおかしい、という諸川氏の論調が正しいとでも思っているのだろうか▼この論理は通用しない。文協は、文協のマレットゴルフ部ではない。れっきとした独立法人である以上、施設やコースの整備は自らの費用でやるのが当たり前ではないか。これが、受益者負担と言われるゆえんだ。同センターは年間8万レアルもの赤字を抱えることを考えると、ある程度の費用負担は当然だろう。文協との間でどのような合意に達しているのか詳細はわからないが、妙なことがある▼山内委員長たちは、マレットゴルフ協会同様に同センターを使用しているコチア青年連絡協議会とは協議していないという。以前のしこりが未だに続いているのだろうか。まさか、アメとムチを使い分けているわけではないのだろうが、爆弾を抱えているようで不気味な感じがしないでもない。(つづく、鈴)

2010年5月5日付け

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