菅野 鉄夫氏

 サンパウロ日伯援護協会の評議委員会第1副会長やブラジル福島県人会評議員会会長などを務めた菅野鉄夫(かんの・てつお)さんが12日、すい臓がんのためサンパウロ(聖)市内の病院で亡くなった。享年88歳。

 福島県伊達市出身の菅野さんは、1958年1月に「さんとす丸」に乗り、農業移民として移住。聖州サン・ジョゼ・ドス・カンポス市に入植し、米作やジャガイモ、サトイモ、花など多くの農作物の栽培を行った。

 農業のかたわら、日系社会の活動にも積極的に参加。71年に同市文協の理事に就任し、82年には会長を務めた。83年には援協のカンポス診療所(現さくらホーム)運営員に就任。日本移民100周年記念協会の副委員長も務め、同市文協、福島県人会、援協と多くの日系団体の役員として貢献してきた。

 その働きが評価され、2014年の春の叙勲で受章。今年4月に行われた援協の定例役員会でも元気な姿を見せていた。

 通夜は12日に同市内で行われ、翌13日に共同墓地に埋葬された。菅野さんの家族によると、初七日法要は行わない予定で、四十九日法要の日時は未定だという。

2017年6月15日付

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