訪露者は必読? 伯政府がガイドブック発刊

 ブラジル政府は7日、サッカー・ワールドカップ(W杯)観戦のためにロシアへ渡るブラジル人サポーターらのためのガイドブックを発刊した。

 同日付で伝えた伯メディアによると、134ページからなるこのガイドブックには、ロシアで避けるべき言動やロシアの気候、通貨などについての説明が記されている。例えば、性的少数者に向けて「LGBTの皆さんは公共の場において同性同士のデモンストレーション(示威行為)を避ける」ことを推奨しているほか、ロシアの法律では「セクシャルハラスメントとして解釈される行動は罰金と1年以下の禁錮刑が科されることになる」などと書かれている。

 さらに、外国の旗を公共の広場や建物で掲げることは法律で禁じられているため押収される可能性がある、薬物の所持、使用、売買は25年以下の禁錮刑につながる可能性があるなどという警告も記されている。

 同日付の伯字紙でも、ロシアへ出かけるブラジル人達へのアドバイスなどがまとめられていた。その中には「ロシアには『愚か者だけが理由もなしに笑う』ということわざがあり、ロシアではブラジルのように理由もなく笑っている人を見かけることはない」「本当に知りたくもないのに相手に対して『調子はどうですか?』などと尋ねる人はいない」「スパイ、マフィア、秘密警察などといった、ハリウッド映画が植え付けるロシア人は『悪い人』という先入観はすべて忘れること」などというものがあった。

 外務省とスポーツ省は、少なくとも6万人のブラジル人がW杯ロシア大会の観戦チケットを購入したと推計。「この数字は年間1500人という、ロシアを訪れるブラジル人の通常時の数をはるかに上回っている」としている。

2018年6月8日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password