豚のと畜数が増加 中国の家畜伝染病が影響か

 ブラジル地理統計院(IBGE)の14日発表によると、ブラジル国内で2019年第1四半期(1~3月)にと畜処理された豚の数は18年第1四半期に比べて5.2%多い1127万頭に上った。前の期(18年第4四半期)に対しては0.7%の増加だった。

 同日付で伝えた伯メディアは豚のと畜数の増加について、IBGEは何も説明していないが、アフリカ豚コレラ発生にともなって豚の大量殺処分が行われたことで豚肉の供給に支障をきたすであろう中国による追加需要に対応するために、ブラジルの養豚業界、食肉業界が準備を進めているためだとしている。

 専門家らは、中国におけるアフリカ豚コレラ発生の影響は、牛肉や鶏肉といった豚肉以外のブラジル産食肉にも及ぶことになるとみている。しかしIBGE発表のデータを見る限り、牛や鶏へはまだその影響は及んでいないようだ。

 IBGEによると、ブラジルで19年第1四半期にと畜処理された牛の数は777万頭と、18年第1四半期に比べて0.3%増えたが、前の期に対しては4.6%減少した。また、食肉処理された鶏の数は14億5000万羽と、18年第1四半期に対して2%減、前の期に対して2.3%増だった。

 なお、19年第1四半期の鶏卵の生産数はブラジル全体で9億843万ダースと、18年第1四半期の生産数を5.6%上回ったが、前の期を3%下回った。IBGEによると、鶏卵の生産数が前の四半期を下回ったのは1997年の統計開始以来、今回が初めて。

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