豚骨ラーメン「一幸舎」開店 日本とブラジルつなげる使命で

豚骨ラーメン「一幸舎」開店 日本とブラジルつなげる使命で
日本から指導に駆けつけた職人らと倉智さん(後方中央、店舗の前で、提供写真)
豚骨ラーメン「一幸舎」開店 日本とブラジルつなげる使命で
豚骨のみの本格博多ラーメンは一杯32レアル(提供写真)

 福岡・博多の本場の豚骨ラーメン店「博多一幸舎(株式会社ウインズ・ジャパン)」が、サンパウロ市内リベルダーデ区の和食店が並ぶトマス・ゴンザガ街(Rua Tomas Gonzaga, 45 Loja E)に5日、グランド・オープンした。

 オーナーの倉智隆昌さん(35、神奈川)は、以前からブラジルでは経営面での利点が多いフランチャイズ・ビジネスを始めたかったという。「日本とブラジルをつなげるという使命」の下、自身がこれまで失敗も重ねながら手がけてきた「食」と人をサポートする「コンサルタント」のビジネス経験が反映されているそうだ。

 今回の開店で世界55店舗目となる、「一幸舎」のリベルダーデ店。「ピュア(純粋)な豚骨の味」に惚れたと倉智さんは語る。ラーメンブームとはいえ、未だ珍しい豚骨ラーメンで和食激戦区に狼煙(のろし)を上げたが、もともと日系人が作り伝えてきた醤油や味噌のお陰でそうした味のラーメンが先に流行したことに敬意も見せつつ、「ブラジルの人たちの舌がだんだん追いついてきていると思う」と自信も見せた。

 接客も含めて日本から職人たちが来伯して指導も重ね、満を持しての開店となった。現地の食材を使って丁寧に仕込んだスープは、「豚独特の臭みを抑えて油を増やして、ブラジルにも少し合わせた」という。豚骨ラーメンは1杯32レアルからで、豚骨坦々麺や、一味唐辛子の効いたゴッド・ファイヤーなどのメニューもある。博多ラーメン特有の「バリカタ」や「粉落とし」といった麺の固さも選べる本格ぶり。一幸舎自慢の小ぶりの餃子も並び、ビールは6種類と豊富だ。

 立地については、駐在員が多く、単価も高いパウリスタ大通りではなく、「リベルダーデは(日本食・日本文化で)賑わっていてほしいし、盛り上げたいとの思いも込めた」と思い入れも語った。

 営業時間は、昼は午前11時から午後3時、夜は午後6時から同10時(日曜・祝日は午後9時)まで。月曜定休。客席は41席で、表示価格から追加のサービス税などは無し。問い合わせは同店(電話11・3132・6033)まで。

2018年1月9日付

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