農工建機類製造の中桐廣文氏 クリチバ名誉市民章を受章

農工建機類製造の中桐廣文氏 クリチバ名誉市民章を受章
名誉市民章を手に家族と記念撮影

 【堀内登クリチバ支局長】パラナ州都クリチバ市に在住し、農機製造販売や貿易関係の業務を営む中桐廣文氏(70、福岡)に対するクリチバ市議会からの名誉市民章の授与式が、6月27日午後7時から同市内サンタ・フェリシダーデ区のレストランテVENEZAで開かれ、中桐氏の古希祝いも合わせて行われた。

 中桐氏は1947年6月27日、福岡市で出生。ドミニカ共和国に57年、10歳の時に家族で移住し農業に従事したが、62年に日本に帰国。翌63年に一家でブラジルに再移住し、リオ・グランデ・ド・スル州に入植。64年にはサンタ・カタリーナ州、65年には適地を求めてパラナ州シアノルテ市やロンドリーナ市などを転住した。22歳の時(69年)、農業などに必要なチェンソーと噴霧器の販売及び技術習得から経営者人生の第一歩を踏み出したことが、現在の生活につながっている。CCMブラジル社(農工建設機類製造並び輸出入業)を創業した72年に科子夫人(長野)と結婚、4人の子供と孫6人に恵まれた。

 授与式には近隣市長、クリチバ市議会関係者をはじめ、友人・知人や日系社会及び会社関係者など約400人が出席した。

 授与式では、市民章提案者のブルーノ・ペスッチ市議が、中桐氏がこれまでパラナ日伯商工会議所副会頭や日伯文化科学研究所会長として長年にわたって活動し、会社経営を通じて地域社会の発展やブラジル企業と日本企業の協力関係を築き、日伯交流の懸け橋として両国の経済発展と友好親善の向上に貢献してきた功績を紹介。同氏に名誉市民章を手渡した。

 その後、大城パラナ日伯商工会議所会頭が中桐氏の移住後の概要を紹介。木村元在クリチバ総領事は、「戦後に日本から移住され、厳しい環境の中で企業を創出し、地元をはじめ全伯の代理店や社員を通じて日伯間の企業や文化の交流に貢献。周囲の高い信頼と人徳、家族愛を基に創業経営者としての思いやりと融和、営業力を発揮し、今日の基礎を築き上げられた」と中桐氏の栄誉を称えた。

 中桐氏は「このたびは、妻と一緒に表彰状を手にすることができてとても嬉しく、大勢の方々にご臨席を賜り、感動しております。また、長年私を支えてくれた妻や関係者の人たちに対し感謝の意を表したい」と謝辞を述べた。

2017年7月25日付

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