農村年金の承認で不正か INSSの職員など拘束=ペルナンブコ

 ペルナンブコ州の連邦警察は9日、同州カーボ・ド・サント・アゴスチーニョ市における社会保障手当と農村年金の支給で不正が行われていた疑いで強制捜査を実行した。国内メディアが同日付で伝えた。

 この日の強制捜査は120人の連邦警察官とINSSの職員が参加して同市とレシフェ市のブラジリア・テイモーザ地区で行われ、カーボ市のINSS(国立社会保険院)職員1人と農村労働者組合の代表者に対して予防勾留令状が執行された。このほか、供述のための強制連行令状18件と、8件の捜索押収令状も執行されている。捜査には財務省社会保障局とINSSも協力した。 

 今回の捜査は、カーボ市のINSS職員による違反行為の疑いが発覚した2015年に開始された。カーボ市の社会保障事務所(APS)により12カ月間に承認された支給件数は、同規模の他の事務所が139件だったのに対し、1527件に上ったという。財務省社会保障情報監督局が行った調査では、捜査対象となっている職員が、ペルナンブコ州内で最も多くの農村社会保障手当を承認していたことが指摘されている。公的資金への被害総額は、ほぼ2200万レアルに達すると推定されるという。

 警察の発表によれば、同日拘束された職員が1年間に承認した1218件の支給について不正の疑いがあるという。この職員はすでに停職処分となっている。警察ではこの職員について、審査に関するINSSの規範に従っていなかったと指摘している。さらに、偽造された書類があったことも分かっているという。

 捜査対象者は、犯罪への関与に応じて、公的機関に対する詐欺的行為、情報システムへの偽造データ入力と公的文書偽造、収賄などの容疑で告発される見通しとなっている。

2017年8月11日付け

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password