近年最良の「母の日」に 低インフレ、金利低下など好影響

 ブラジルの小売業界にとって上半期(1~6月)で最大の、そして、年間ではクリスマスに次いで2番目に大きな商機である「母の日」。セラーザ・エクスペリアン(Serasa Experian)がまとめた指標によれば、2018年の母の日商戦は、当日を含む1週間(5月7~13日)の小売売上高が前年同時期(17年5月8~14日)を5・7%上回り、また、当日を含む週末の売上高が同5・0%伸びるなど、ここ5年間で最も良い動きを見せた。同社発表として14日付伯メディアが伝えた。

 今年の母の日商戦の売り上げの伸びについてセラーザのエコノミストらは、低インフレによって消費者の購買力が徐々に回復していることのほか、信用供与の再開と結びついた金利の低下を反映したものだと捉えている。

 国内最大の消費地であるサンパウロ市内では、母の日週間の小売売上高は前年同時期に対して6・5%拡大、週末の売り上げはさらに大きい同6・8%の伸びを記録した。

 なお、信用保護サービスセンター(SCPC)がまとめる指標では、今年の母の日の小売売り上げは、ブラジル全体で前年に対して4%伸びたことになっている。

 全国商店経営者連合(CNDL)によると、母の日前日までの1週間(5月6~12日)のクレジットカード決済による売り上げは前年同時期に対して2・86%拡大した。これについて、クレジット保護サービス(SPC Brasil)のロケ・ペッリザロ代表は「この結果は小売業界にとって、小さな販売の再加熱を感じ始めさせる非常にポジティブなものだ」と評価している。

2018年5月16日付

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