運転しながら携帯電話 5人に1人

 車を運転するブラジル市民の少なくとも5人に1人は、運転中に携帯電話を使用しているようだ。
 保健省発表として伝えた24日付伯メディアの報道によると、同省が2018年2月から12月にかけてブラジリア連邦直轄区を含む国内27州のすべての州都で18歳以上の市民5万2395人を対象に実施した電話調査では、回答者全体の19.3%が車を運転しながら携帯電話を使用していると認めた。
 車を運転しながら携帯電話を使用するという行為はブラジルにおいても、日本のように法律で禁じられている。ブラジル交通法ではかつて、16年までは、同違反は「中程度の違反」と規定されていた。しかし、運転中の携帯電話使用が原因と見られる事故の件数があまりにも多いことから交通法が見直され、現在は違反点数7点の減点と罰金293.47レアル(約8800円)が科される「重大な違反」の一つと規定されている。
 保健省の調査に対して運転中の携帯電話使用を認めた回答者の25%は25~34歳の若年層、そして26%は修学年数が12年以上の高学歴者だった。ちなみに、学歴に関連して言えば、ブラジルで最もスピード違反で摘発されているのは高学歴(大卒以上)のドライバーであり、飲酒運転を行っているのもまた高学歴のドライバーだ。なお、大卒以上の高学歴者がブラジルの全人口に占める割合は決して高くはない。
 今回の調査で運転中に携帯電話を使用していると申告した人の率が最も高かった州都はパラー州ベレン市(24.0%)で、アクレ州リオ・ブランコ市(23.8%)、マット・グロッソ州クイアバ市(23.7%)、エスピリト・サント州ヴィトーリア市(23.3%)、セアラー州フォルタレーザ市(23.2%)、トカンチンス州パルマス市(22.4%)がそれに続いた。逆に最も低かったのはバイア州サルヴァドール市(14.1%)で、リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロ市(17.1%)、サンパウロ州サンパウロ市(17.2%)がそれに次いで低かった。
 国家交通局(Denatran)のデータによると、19年1~3月に運転中の携帯電話使用で当局に摘発された違反者の数はブラジル全国で延べ37万2300人に上った。この数は18年1~3月の30万87人に比べて24%多い。

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