過去最大の黒字に 3月の貿易収支

 ブラジルの2017年3月(23営業日)の貿易黒字は3月としては過去最大の71億4500万ドルに達した。この結果により、17年第1四半期(1~3月)の黒字額は年初3カ月間のものとしては過去最高となる144億2400万ドルに膨らんだ。開発商工省が3日発表した。

 同月は輸出が200億8500万ドル、輸入が129億4000万ドルだった。1営業日当たりの取引額は、輸出が8億7330万ドル、輸入が5億6260万ドル。16年3月の平均に対して20.1%増、7.1%増とそれぞれ拡大した。

 16年3月に対しては、1次産品の輸出額が鉄鉱石(186.7%増)、原油(145.9%増)、豚肉(33.4%増)、鶏肉(7.0%増)を中心に29.7%伸びたほか、完成品、半製品の輸出額もそれぞれ12.3%、7.4%拡大した。完成品の伸びは主に炭化水素(170.9%増)、燃料油(161.7%増)、合成ゴム(111.9%増)が引っ張った。また半製品は主に鉄鋼半製品(109.3%増)、鉄鋼製フレキシブルチューブ(94.6%増)、貨物自動車(67.1%増)の輸出額が増大した。

 輸入額は燃料・潤滑油(14.4%増)、中間財(10.6%増)、消費財(1.0%増)が伸びた一方で資本財が10.5%縮んだ。

 食肉に絡む不正が同月中旬に発覚したことを受けて、ブラジル産の食肉を輸入する国々は相次いで輸入を見合わせる措置をとった。その結果、牛、豚、鶏などを合わせた今年3月の食肉の輸出額は前の月に比べて6.2%落ちた。ただし、16年3月に対しては4.4%伸びた。

 食肉輸出に関して、同省の統計・輸出支援部門デイレクターのエルロン・ブランダン氏は同日「(ブラジル産食肉を)購入する市場を一つも失うことがないよう政府は必要なすべての措置を講じた。(食肉の)輸出は(不正発覚直後の)3月第4週の初めには落ち込んだが、すでに正常に戻っている。同月は137カ国・地域に食肉を出荷した」と述べた。

2017年4月14日付

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