過去9年間で最少 上期の自動車生産

 新車販売が依然として下降線をたどる中、生産もまた縮小を続けている。全国自動車工業会(Anfavea、自工会)発表として伝えた6日付伯メディアによると、2015年6月のブラジルの自動車生産台数(乗用車・軽商用車・トラック・バス)は前月比12.5%減、前年同月比14.8%減の18万4015台と、6月としてはここ11年間で最低の水準にまで沈んだ。乗用車・軽商用車は合計17万6932台。前月比12.4%減、14年6月比13.8%減だった。

 1~6月累計の生産数(全体)は127万6638台。14年同時期を18.5%下回り、年初6カ月間の数としてはここ9年間で最少となった。乗用車及び軽商用車は同17.0%減の122万1143台だった。

 出荷先国の経済状況悪化などの影響で昨年来低迷していた輸出は上向いたようだ。6月単月の輸出台数は4万8068台。前月比17.9%増、前年同月比96.8%増と伸びた。1~6月累計は19万7348台、前年同期比16.6%増だった。ただし、金額ベースでは相変わらず落ち込んでいる。農業機械を含む6月の輸出額は前月比19.7%減、前年同月比20.1%減の101万4989ドル、1~6月累計は前年同期比7.4%減の554万9347ドルだった。

 生産縮小に伴ってメーカー各社は工場労働者を解雇するなど人員削減を行っている。自工会によれば、自動車産業界では今年6月だけで1271人が職を失った。1~6月ではその数は7600人に上る。自動車部門の6月末時点の雇用者数は12万142人。前の月に比べて0.8%、前年同月に比べて8.0%少ない。農業機械部門は1.9%減、19.6%減の1万6787人だった。

 解雇された人達以外にも操業停止による集団休暇や一時解雇(レイオフ)などによって活動休止を余儀なくされている労働者らも多く、自工会の発表ではその数は3万6900人に上っている。

2015年7月11日付

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