違法製品による損失 18年は約4.8兆円に

 海賊版製品や偽造品、密輸品などがブラジルの経済に与えた損失は、2018年の1年間で約1600億レアル(約4兆8000億円)に上った。ブラジル偽造撲滅協会(ABCF)と国境経済社会開発研究所(Idesf)が15日に発表した調査結果で明らかになったとして、伯メディアが同日付で伝えた。

 同調査によれば、18年に被ったとされる損失は17年の損失に比べて11%大きい。この損失額は、違法な製品や行為によって国内産業および徴税機関が手にすることができなかったお金の額だ。

 調査結果を発表した両機関は、特定の製品に対する重い税負担が他の市場(違法市場)との間の競争力にマイナスの影響を及ぼし、密輸品などの外国製品を消費者らにとってより金銭的に手に入りやすいものにしていると考えている。両機関は報告書の中で「密輸と違法市場は指数関数的に成長している。その多くは正規製品の競争力を失わせる国内産業における税負担の増大によるものであり、ブラジル経済の低迷と国民の大部分に及ぶ購買力の喪失、そして港湾と国境における不徹底な検査とも関係している」と指摘している。

 同調査は、ブラジル国内における違法製品の巨大消費市場であり、その結果として違法製品による経済的打撃を最も受けているのはサンパウロ州、パラナ州、リオ・グランデ・ド・スル州だとしている。そして、密輸品や海賊版製品、偽造品の主要な入り口となっているのは、フォス・ド・イグアス市とグアイーラ市(いずれもパラナ州)だと報告している。

2019年3月15日付

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password