配偶者死後の人工授精 民事裁が未亡人に許可

 クリチーバ民事裁判所第13法廷は17日、夫を病気で亡くした女性に対し、冷凍保存した精子で人工授精することを認めた。配偶者の死後に人工授精が認められるのは国内初の例。25日付フォーリャ紙が報じた。
 5年前に結婚し、不妊治療を受けていた夫妻は、夫の精子を精子バンクに保存。がんで死亡した夫との夢を叶えるため、妻が人工授精を希望したが、バンク側は「夫の承認が必要」として却下した。
 今回、家族や友人らの証言を元に「夫の意思は明確だった」とした原告側の主張が認められた。バンク側は控訴しない方針。
 冷凍保存精子は、使用についての明確な法規制がなく、精子バンクは通例、男性の意思に基づくという連邦医学審議会(CFM)の方針に沿っている。

2010年5月26日付

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