長期失業者過去最多 失業率「白低黒高」

 ブラジル地理統計院(IBGE)が16日公表した2018年第2四半期(4~6月)の「全国家庭サンプル継続調査」(Pnad Continua)の結果によると、ブラジル全国には2年以上も求職活動を行っている失業者が316万2000人存在している。この数は17年第2四半期時点における2年以上失業者の数を8.1%上回っており、統計史上最も多い。また、失業者全体(IBGE調べでは1296万6000人)に占める割合も過去最大だ。

 同調査によれば、求職期間が1年以上2年未満の失業者は全国に185万7000人おり、1カ月以上1年未満の失業者はその約3.3倍の607万9000人いる。職探しを始めてから1カ月未満の失業者は186万9000人だ。

 同日付で伝えた伯メディアによれば、同調査では、黒人及び褐色人の失業率が白人のそれに比べて高いという結果が出た。同調査による今年第2四半期のブラジル全体の失業率は12.4%だった。これを肌の色別に分けて見ると、白人の失業率が9.9%と全体よりも低かったのに対し、黒人は15.0%、褐色人は14.4%と、いずれも白人よりも高く、全体の失業率をも上回った。

 また、今年第2四半期時点の失業者(1296万6000人)に占めるそれぞれの割合は褐色人52.3%、白人35.0%、黒人11.8%だった。

 なお、この調査が開始された12年第1四半期(1~3月)の時点では、ブラジル全体の失業率は7.9%で、肌の色別の失業率は黒人9.7%、褐色人9.1%、白人6.6%だった。また、当時の失業者760万人に占めるそれぞれの割合は褐色人48.9%、白人40.2%、黒人10.2%だった。

2018年8月25日付け

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