青少年のインターネット利用 携帯電話のみの割合が増加

 情報通信技術研究センター(Cetic.br)が18日に公表した子供.青少年のインターネット利用に関する調査(TICキッズ.オンライン)の結果によれば、9歳から17歳の年齢層のうち携帯電話のみでインターネットにアクセスする割合が増加した。2016年度調査では37%だったが、17年度調査では44%となっている。調査結果の概要を通信社アジェンシア.ブラジルが18日付で伝えた。

 この調査では、17年11月から18年5月の期間に3100人の若者と3100人の保護者を対象に聞き取りが行われた。

 調査結果によれば、この年齢層の85%(2470万人相当)の子供.青少年が、3か月の間に少なくとも1度インターネットを利用していた。一方、インターネットにアクセスする手段としてコンピューターを使用する割合は、前回調査の60%から53%に減少している。

 テレビを利用する割合は18%から25%に増加した。情報通信技術センターのアレシャンドレ.バルボーザ部長は、この増加が、新製品を提供する「業界の動き」に対応しているとし、「一連のアプリケーションが既に付属しているスマートテレビの登場」に言及している。

 携帯電話のみでインターネットにアクセスしている割合は、所得の低いDおよびEクラスの社会層で最も高く、前回調査の61%から今回は67%に増加した。Cクラスは43%、AおよびBクラスは15%が携帯電話のみでインターネットにアクセスしていた。地方別では、北部が59%で最も高く、南東部が39%で最も低くなっている。

 同センターのファビオ.センネ研究員は、携帯電話のみによるインターネット利用について、接続のためのインフラの不足と家庭の経済的な困難が関連しているとの見方を示す。同氏は、「接続の問題だけでなく、所得や社会人口統計レベルの問題も携帯電話を選択する要因となっている。特に高所得者層においては、常に携帯電話と他の機器が選択肢となっている」と説明している。

 バルボーザ部長は、携帯電話だけによるアクセスについて、「新たなデジタル能力の開発に関して何らかの限界をもたらす事になる」と強調している。

 調査対象となった若者のうち。オンラインでニュースを読んでいると答えた割合は51%だった。この割合は、学校の宿題を行うためにインターネットを利用する割合(76%)より低くなっている。

 一方、15歳から17歳の年齢層でみると、オンラインでニュースを読む割合は67%に達している。政治に関して話し合うと答えた割合は23%で、一般市民(12%)より高くなっている。

 過去12カ月の間に誰かがインターネット上で差別されているのを見たことあると答えた割合は39%だった。この割合は、15歳から17歳の年齢層では54%に達している。差別の内容では、人種や肌の色に関する偏見が26%で最も多く、その他、身体的外見が16%、性的な選択が14%となっている。

2018年9月20日付

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