非識字率、4年連続で低下 平均就学年数は10年で2割増=IBGE

 ブラジル地理統計院(IBGE)が25日に発表した全国家庭サンプル調査(Pnad)で、15歳以上のブラジル国民のにおける非識字率が4年連続で低下しているとの結果が出た。国内メディアが同日付で報じた。

 2015年の15歳以上の非識字率は該当する人口の8%(1290万人)だった。14年は8.3%、13年は8.5%、12年は8.7%となっており、4年連続の低下となった。一方で、04年に国家教育計画で定められた目標(15年時点で識字率93.5%)には届いていない。

 北部を除く国内全地域で非識字率は低下した。北部は4年連続で低下していたが、昨年は9%から9・1%へ微増となっている。このデータによると、地域別で最も非識字率が高いのは北東部で、15年は16.2%、14年は16.6%となっている。

 同調査では、成人の年齢層によって非識字率に違いがあることも指摘されている。15~19歳では0.8%で、60歳以上では22.3%となっている。 

 機能的非識字とされる割合、つまり15歳以上で公的教育を受けた期間が4年未満の割合も、14年の17.6%から15年に17.1%に減少した。この割合は国内全地域で低下している。地域別では北東部が26.6%(前年は27.1%)で最も高くなっている。

 10歳以上のブラジル国民の平均就学年数は、04年から15年の間に20%増加した。04年にはこの年齢層の平均就学年数は6.5年だったが、15年には7.8年となっている。地域別では南東部が8.5年で最も長く、以下、南部(8.3年)、中西部(8.2年)、北部(7.3年)、北東部(6.7年)の順になっている。

 25歳以上で大学卒業資格を有するブラジル国民は微増する一方で、中途退学者は減少している。学歴のない、あるいは就学年数1年未満の割合も14年の11.7%から15年は11.1%に減少。初等教育未修了者の割合は32%から31.3%、中等教育未修了者は4.2%から4.1%、高等教育未修了者はも3.9%から3.8%に減っている。

 このほか、25歳以上で初等教育を修了した割合は9.5%から9.6%に増加。中等教育は25.5%から26.4%、高等教育は13.1%から13.5%にそれぞれ増加している。

 公立教育機関に通う割合は、4歳以上の場合は3分の2、初等教育では85.3%、中等教育では88.1%となっている。

2016年11月29日付け

コメント0

コメントを書く

Login

Welcome! Login in to your account

Remember me Lost your password?

Lost Password