高知県慶祝団14人が来伯 南米県人会との交流後に聖市へ

高知県慶祝団14人が来伯
慶祝団一行と記念撮影

 日本人のパラグアイ移住80周年記念式典と、パラグアイ高知県人会40周年記念式典のためパラグアイを訪問した高知県の慶祝団一行14人が、高知県人会(片山アルナルド会長)との交流のためブラジルを訪問した。
 高知県議会の武石利彦議長を団長として構成された慶祝団は、7日にアルゼンチン高知県人会と交流した後、8日からパラグアイに滞在し、12日午後7時からサンパウロ(聖)市ピニェイロス区のブラジル高知県人会会館で行われた交流会に参加した。
 片山会長はあいさつで「サンパウロに寄ってくださって嬉しく思います。ブラジルの高知県の郷土料理を楽しんで下さい」と歓迎の意を表した。
 その後、慶祝団14人が1人ずつ自己紹介を行い、3回目の来伯となる慶祝団長の武石議長は「懐かしい光景が蘇ってきてワクワクしています。交流を行い、お互いに深い絆を築いていきたいという思いでいっぱいです」とあいさつした。
 同県人会の恒例行事「土佐祭り」を聖州のイベントにした羽藤ジョージ州議も駆け付け、高橋一水名誉会長の乾杯の音頭の後、婦人部手作りの郷土料理を楽しんだ。
 伯国から高知県に研修で訪れた経験を持つOB・OGらも10人以上参加し、慶祝団一行と土佐祭りについて意見を交換し合うなど交流が行われたほか、記念品の交換も行うなど母県との絆を深めた。
 武石議長は「研修生との意見交換や成果を見せてもらい、手応えを感じている」と訪問を振り返り、「『2回目や短期の研修に参加したい』といった研修生の要望に応えていきたい」と語った。
 また、「世代交代とともに薄れていく日本人のアイデンティティーに危機感を抱いている」と率直に話し、「これに関しては他県と協力して取り組んでいきたい」と今後の抱負を述べた。
 さらに、県人会維持の課題として日本側からも伯国に人材を派遣することを挙げ、「人手不足と聞く日本語学校に教員を送ったり、高知県の高校や大学から伯国に研修生を送るなど、新たな研修制度について具体的に考えていきたい」と武石議長は今後の目標を示した。
 慶祝団の一般枠から参加した千寿陸雄(せんじゅ・むつお)さん(71)はパラグアイに移住した亡き姉の墓参りのため、初めて南米に足を運んだという。伯国では同県人会の文野雅甫(まさお)副会長が出身高校の先輩であったことが発覚し、「懐かしい高校時代の共通の話題が楽しめた」と笑顔で話した。

高知県慶祝団14人が来伯
慶祝団一行と記念撮影

2016年9月17日付

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