高等教育試験始まる 670万人の約3割が受験せず

高等教育試験始まる 670万人の約3割が受験せず
連邦直轄区内の試験会場に入る受験生たち(Foto: Valter Campanato/Agência Brasil)

 2017年度国家高等教育試験(Enem)の第1日目の試験が5日に全国で実施された。今年のEnemには673万1344人が受験申し込みを行った。同試験の責任機関である国家教育研究院(Inep)が同日発表した暫定データによると、5日の試験では、全申し込み者の30・2%にあたる約203万人が受験しなかった。Inepではこの割合について、過去数年の平均内であるとしている。国内メディアが5日付で伝えた。

 5日の試験科目は言語、人文科学および作文で、今年の作文では聴覚障害者の教育がテーマとされた。12日は数学と自然科学の試験が行なわれる。

 Enemで受験申込者が試験を受けなかった割合は、13年が29%、14年が28%、15年が25%、16年が30%となっている。過去最も割合が高かったのは09年で、37・7%だった。

 今年のEnemでは、金属探知機のほか、小型電子受信機の検出器も試験的に導入されるなど不正対策が強化された。5日の試験で排除された受験生は273人で、うち264人は試験規則を履行しなかったため、9人は金属探知機で何らかの装置が確認されたためとなっている。受験生が小型電子受信機を使用したケースは確認されていないという。

 昨年の初日の試験で排除された受験生は3942人だった。

 このほか、2人の受験生が認められた時間より前に問題用紙を持って退出したことが確認されている。メンドンサ・フィーリョ教育相は5日の会見で、これらのケースで問題の漏洩はなかったとしている。

 またこの日は、ピアウイー州テレジーナとゴイアス州ウルアスの計2カ所の試験場の受験者約2300人が、停電のため試験を終了できなかった。これらの受験者に対しては、12月に新たな試験日が設定される。

2017年11月7日付け

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