黒字06年以降で最大 貿易収支=1月

 2017年1月(22営業日)のブラジルの貿易は輸出が149億1100万ドル、輸入が121億8700万ドルで、収支は27億2500万ドルの黒字となった。この黒字額は1月のものとしては06年以降、ここ11年間で最大。開発商工省が1日発表した。

 同月の1営業日当たりの取引額は、輸出は6億7780万ドル、輸入は5億5390万ドル。16年1月の平均に対して輸出額は20.6%、輸入額は7.3%、それぞれ拡大した。同省の統計・輸出支援部門のエルロン・ブランダン氏によれば、輸出額の伸びは1月のものとしては28.2%を記録した11年以降で最も大きく、輸入額の伸びは13年1月の14.7%以降で最大。

 16年1月との比較では、輸出額は1次産品、半製品、完成品の3分野すべてで伸びを見せた。1次産品は主に大豆穀粒(124.7%増)や鉄鉱石(124.5%増)、原油(97.7%増)、豚肉(60.2%増)などが膨らんで前年同月比30.0%増。半製品は粗糖(112.7%増)、鉄鋼半製品(74.4%増)、製材済み木材(32.8%増)、鉄合金(26.0%増)などが伸びて27.5%増。完成品は主に燃料油(271.2%増)、非冷凍オレンジ果汁(251.2%増)、貨物用車両(114.0%増)、精製糖(66.9%増)などの拡大によって16年1月を7.4%上回った。

 また、輸入額は中間財が22.8%、燃料・潤滑油が15.8%、消費財が2.8%、それぞれ前年同月を上回ったが、資本財の輸入額は40.1%縮んだ。

 輸入額全体が伸びたことについてブランダン氏は、「工業活動の拡大によるもので、ブラジル経済改善の兆候だと我々は捉えている」と評価している。

 今年1月の主要輸出先5カ国は中国(30億2700万ドル)、米国(18億2800万ドル)、アルゼンチン(10億3600万ドル)、オランダ(6億8100万ドル)、インド(4億1700万ドル)。また、主要輸入元5カ国は中国(23億3200万ドル)、米国(21億3500万ドル)、ドイツ(7億3800万ドル)、アルゼンチン(6億8000万ドル)、韓国(4億4800万ドル)。

2017年2月11日付

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