(株)音力発電 クリチバ市で発電床設置 橋上や自転車専用道路に

(株)音力発電 クリチバ市で発電床設置 橋上や自転車専用道路に
クリチバ市内公園の橋上に設置された「発電床」。人などが通ると、フットライトが点灯する(提供写真)

 人間や車両などが移動する際に床に与える振動エネルギーを利用した発電製品を取り扱う音力発電株式会社(速水浩平社長、神奈川県藤沢市)は7月17日から同20日にかけて、パラナ州クリチバ市長からの要望により、同市内に自社の「発電床」を設置した。

 案内に来社した速水社長によると、同社で初めてとなる海外での事業展開は2014年から日本のODA(政府開発援助)を通じたJICAの支援により「普及実証事業」として実施。これまでに10回来伯して今回、環境都市であるクリチバ市での実現に至ったという。

 「発電床」を取り付けたのはクリチバ市役所に隣接する「Rua Jacy Loureiro de Campos」という道の公園内で、8メートルの橋上と歩道と交差する自転車専用道路上に取り付けた。橋上は夜間に人が通ると、LEDのフットライトが点灯し、自転車専用道路では自転車が通ると安全のための表示灯が歩道側から見えるようになっている。

 同社では今後、クリチバ市近郊のコロンボ市で同社製品を輸出しての組立工場建設を考慮しており、今年11月にはクリチバ市で「発電床」などのセミナーを開催する予定だという。

 速水社長は、「普段は無駄に捨てているエネルギーを利用することで、照明や防犯面でも需要があります。クリチバは(日本から見ると)地球の反対側で距離は遠いですが、環境都市での成功例があれば、今後はブラジル国内をはじめ南米各地に(需要が)広がる可能性もあります」と先を見据えている。

 同社のホームページは(http://www.soundpower.co.jp)。

2018年8月4日付

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