2日目は32%が受験せず 各地で連邦警察が不正疑い捜査=Enem

2日目は32%が受験せず 各地で連邦警察が不正疑い捜査=Enem
2日間のEnem終了を受けて会見したメンドンサ・フィーリョ教育相(右)、Inepのフィニ総裁(Foto: Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 2017年度国家高等教育試験(Enem)の2日目の試験が12日に全国各地で実施された。同試験の責任機関である国家教育研究院(Inep)によれば、12日の試験では673万1344人の申し込み者のうち32%(215万6449人)が受験しなかった。同日にはまた、国内13州と連邦直轄区で、Enemの不正阻止を目的として連邦警察の捜査作戦が実行されている。国内メディアが伝えた。

 今年のEnemは初めて、2週末の日曜日に実施する形式が採用された。1日目の5日は作文、言語および人文科学、12日は数学と自然科学の試験が行われた。

 Inepによれば、5日の試験では申込者の29・8%が受験しなかった。州別で12日の試験を受験しなかった割合が最も高かったのはアマゾナス州の42・9%。最も低かったのはピアウイー州の26・2%だった。今年の申込者の70%は、公立中等教育校3年生や低所得家庭の子弟に適用される受験料免除の対象で、今年の欠席者に占める受験料免除対象者は38%となっている。

 メンドンサ・フィーリョ教育相は12日の会見で、今年の欠席率について、09年以降の平均(約30%)のレベルにあるとの認識を示している。

 今年は2日間の試験で計853人の受験生が排除された。内訳は、5日が273人、12日が580人。試験規則を履行しなかったケースが842人で大半を占め、そのほかは9人が金属探知機で禁止物品の持ち込みが発覚したため、2人が指紋データ採取を拒否したためとなっている。

 今年のEnemでは、小型受信装置の探知機器を試験的に導入するなど、不正防止対策が強化された。教育相は今年の試験について、近年で最も問題が少なかったとの見方を示している。

 連邦警察による12日の捜査は、ペルナンブコ、バイーア、セアラー、エスピリト・サント、ゴイアス、マラニャン、ミナス・ジェライス、パラー、ピアウイー、パラナ、リオ・グランデ・ド・スル、サンパウロの各州と連邦直轄区で実行され、31件の強制連行令状と31件の捜索押収令状が実行された。

 今回の捜査は、分野ごとに専門知識をもつ人物が試験の問題を解き、その解答を小型受信機を利用して契約した受験生に伝達する形の不正の疑いに焦点が当てられた。過去のEnemで不正を試みた疑いで監視されていた31人が捜査対象となっているという。連邦警察のフランコ・ペラゾニ署長は、同日の捜査で集められたデータを基に捜査は継続されると述べている。

2017年11月14日付け

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